なぜ日本のコンサートは撮影が禁止なのか?

芸能・エンタメ
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ロシア人Youtuberの“あしや”さんが、日本の好きじゃないところとしてコンサートで撮影ができないことを挙げていました。

外国人が日本のこんなところあまり好きじゃない(らしい?)不満と思うことは論理的なのか?

このことについては私も前々から問題があると感じていていましたが、実はこの問題、現在日本における大きな問題点が隠れているようにも思えるのです。

現在、You Tubeには海外アーティストのコンサート映像が多数あり、またその映像から多くの観客がスマートフォンで撮影しながらコンサートを鑑賞している様子が伺えます。
有名アーティストとなれば、そういった動画の再生数も凄まじく、SNSや動画サイトの拡散力を匠に利用し世界中からファンを獲得している様子がわかります。
つまり、アーティスト・撮影するファン・動画サイトとの間でWin-Winの関係ができているわけです。

こういった世界の状況があるにも関わらず、日本のコンサートは開始前に撮影禁止のアナウンスが流れることほとんどとなっています。(近年、多少変わってはきているが)
その背景には、日本の芸能界や放送界がインターネットを過度に敵視していることがあるように感じます。
特にYou Tubeなどといった動画サイトに対しては、自分たちの番組を違法に配信しお金を稼ぐ如何わしい存在と思っている節が強く、これまで築き上げてきた芸能や放送文化を壊しかねないと思っているようなのです。
それを証拠に、日本の芸能人は新型コロナウイルスが流行するまでYou Tubeを積極的に活用をする人が少なく、ハッキリと嫌悪感を示す人も少なくありませんでした。
また、未だにミュージックビデオをYou Tubeで公開していないアーティスト(特に大物アーティスト)も、日本にはかなり存在しています。

世界の音楽市場は、フィジカルと呼ばれるCDやレコード販売からiTunesに代表されるダウンロード販売に移行し、更に現在はこのダウンロード販売も廃れストリーミングサービスが主流となっています。
にもかかわらず、日本は未だにCD至上主義で、ストリーミングサービスの成長率もとても低くなっているのです。
実際に、現在に世界で発売するCDが毎回100万枚を超えるようなミュージシャンがいるのは日本だけです。
このCD至上主義はAKB48商法などと言われる明らかに楽曲目的ではないCD販売という歪な構造を生み、様々な問題が生じていることはご存知の方も多いことでしょう。
こういったアーティストにおけるCD至上主義は、当然、DVDやBlu-rayディスクといった映像コンテンツにまで影響します。
以上のように、日本のコンサートが撮影禁止になる原因は、日本の芸能界がインターネットに対し根本的な不信感があり、更にそのインターネットにコンサートの映像が流されることで、DVDやBlu-rayディスクの売り上げが落ち込むことを懸念しているからと思われます。
考え方は人それぞれでしょうが、これはかなり古臭い考えであることは間違いありません。

では、なぜ日本人はこのような古い考えを持つのでしょうか?
その原因は、日本人の極端な高齢化にあります。
日本は世界で1番平均年齢が高く高齢者率も世界最高となっているのですが、高齢者は激しい変化を求めない傾向が強いので、新しい技術を活用したり新しい文化を受け入れることに積極的ではないわけです。
漫画などでも、紙の本へのこだわりを見せ、自身の作品を電子書籍化することに未だに拒否し続けている漫画家がいるそうです。

このように、コンサートの撮影禁止という何気なさそうな問題に思えても、その裏には日本の根本的な問題があるように感じます。

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