海外の反応サイトで、西洋の国々が、世界に渦巻く様々な問題を日本の問題のように報道しているという疑問が呈されていました。
自殺率の高さ、出生率の低さ、労働時間の長さなどがその代表例で、その他にもイジメや引きこもりが日本の問題として取り上げられるそうです。
そこで、西洋が日本の問題として取り上げるものの中から国ごとのデータのあるものを選び、西洋各国と日本のデータを比べていきたいと思います。
【10万人当たりの年間自殺者】(2016年データ)
日本 :18.5人
アメリカ :15.3人
カナダ :12.5人
イギリス :8.9人
フランス :17.7人
ドイツ :13.6人
イタリア :8.2人
スペイン :8.7人
オーストラリア:13.2人
日本の自殺率は確かに高いようです。
しかし、スロベニア、ハンガリー、ベルギー、ラトビア、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニアなど、旧共産主義国家を中心としたヨーロッパの国々は、日本以上の自殺率を誇っています。
【出生率】(2017年データ)
日本 :1.43
アメリカ :1.77
カナダ :1.50
イギリス :1.79
フランス :1.92
ドイツ :1.57
イタリア :1.34
スペイン :1.34
オーストラリア:1.77
日本の出生率は高いとは言えませんが、日本より低いヨーロッパの国は上記のイタリアとスペインを含め11か国もあり、出生率の低さは日本特有の問題とは思えません。
【年間労働時間】(OECDにおける2018年データ)
日本 :1,680
アメリカ :1,786
カナダ :1,708
イギリス :1,538
フランス :1,520
ドイツ :1,363
イタリア :1,723
スペイン :1,701
オーストラリア:1,665
データで見ればわかる通り、日本の労働時間は、アメリカ、カナダ、イタリア、スペインなどより短くなっており、OECDの中では平均(1,734時間)以下の労働時間となっています。
もし西洋人が日本の労働時間を長いと思っているのなら、それは純粋な間違いと言えるでしょう。
以上のように、西洋各国が日本の問題のように報道していることは、日本特有というより先進国を中心とした国々共通で起こっている問題点であると考えられます。
また上記した3つのデータで、突出して悪い数値を示す国が日本のすぐ近くにあることも、日本人的には見逃せないポイントです。
ちなみにその国は韓国で、上記と同じデータで韓国は、自殺率が26.9人で4位、出生率が1.05で最下位、労働時間が2,005時間でOECD加盟国3位という驚きのデータが示されています。
西洋の人々はあまり韓国に興味がないのかもしれませんが、どう見てもこれらの問題は日本の問題ではなく韓国の問題かと思うので、報道するなら韓国の問題として扱ったほうが適切かと思います。
日本が世界をリードする国家の仲間入りして100年以上が時間が経ちますが、西洋以外で先進国入りした国が未だに日本の1カ国しかないことからも分かるとおり、西洋各国から見て日本は良い意味でも悪い意味でも異質な存在に見えてしまうのかもしれません。
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