日本には漫画原作でヒットした実写化作品がない? 日本における漫画実写化の実態

芸能・エンタメ
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今年最大の話題映画は『アベンジャーズ/エンドゲーム』で間違いないでしょう!!

この『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、アメリカの漫画『アベンジャーズ』が原作(原案)となった実写化作品です。
アメリカ漫画の実写化作品と言えば、古くは『スーパーマン』や『バットマン』も大ヒットしています。

一方、世界最大の漫画王国である日本には、漫画原作の実写化作品にヒット作がまるでないと、海外の反応サイトで話題になっていました。
確かに日本漫画の実写化作品は、ほとんど失敗しているように感じます。

しかし、実態は少し違います。

日本漫画の実写化作品は、多くの人が漫画原作であることに気付いていないだけで、実際は多くのヒット作を生んでいるのです。(特にドラマに多い)
例えば、

・東京ラブストーリー
・ショムニ
・ごくせん
・花より団子

などは、みんな漫画が原作となっています。

日本において漫画の実写化でヒットする作品の多くは女性の大人向けの恋愛漫画で、かつては『柴門ふみ』や『よしながふみ』、最近では『東村アキコ』などの作品が人気となっているようです。
女性向けでない漫画としては、

・Dr.コトー診療所
・海猿

なども実写化で大成功しています。
こちらは、青年誌(成人した男性向けの漫画雑誌)に掲載された漫画です。

実写化された漫画と言えば、どうしても

・ドラゴンボール
・進撃の巨人
・テラフォーマーズ
・東京喰種

などといった、アニメでもヒットした知名度の高い男性向けのバトル物漫画を思い浮かべがちですが、そもそもそれらの作品は実写向けではないので、漫画のほうが面白い(実写のほうがつまらない)のは当たり前の話なのです。(ハリウッドぐらい製作費があれば実写化でも迫力のある作品ができるのでしょうが・・・)

上記したような大人向けの漫画をもとにした実写作品は、映画においてもかなりのヒット作があります。
にもかかわらず漫画の実写化はヒット作が少ないと感じるのは、外国人はもちろん、日本人ですら観ている映画が漫画原作であると気付いていないだけなのです。

事実、ホラー映画の『富江』や『エコエコアザラク』はそれなりに話題となりましたし、少し変わり種の作品で言えば、時代劇の『子連れ狼』も漫画原作の実写化作品として世界中で人気となっています。
このように、日本でも漫画原作の実写化はそれなりにヒット作がある、というより、現在の日本から漫画原作のドラマや映画をなくしたら、業界が成り立たないと言っていいぐらい今は漫画原作が多くなっているのが実情です。
言い換えれば、漫画がかなり一般的な作品の領域まで入り込んでいるということです。
漫画と言えば実写では描けないような自由な発想のもと、奇想天外なストーリーや描写をすることが多かったわけですが、現在の日本においては、もはや漫画は完全に日常的な話題にまで深く入り込んでいます。
このことは小説家の夢枕獏さんも指摘していて、小説家もかなり試行錯誤を凝らさないと漫画に勝てないという危惧があるそうです。

以上のように、日本では漫画原作の実写作品に多数のヒット作があります。
しかし予算の関係で、CGを多数駆使しなければならないバトル物漫画の実写化は、あまりヒットしていないようです。
それと日本人は漫画に対しての思い入れが強く、映画より漫画のほうを上位に考える人も多いため、ハリウッドを要するアメリカのように、映画が明らかに漫画の上位に位置するという考えが乏しく、漫画原作の実写化作品が軽んじられる傾向があるのかもしれません。
もちろん、日本では漫画作品のアニメ化が多いことも、実写化作品のヒット数に大きな影響があることでしょう。

いずれにせよ、『日本は漫画原作の実写化作品でヒット作がない』というのは誤解ですので、くれぐれも間違わないようお願いします。m(_ _)m

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