日本は技術力があるのに、なぜ未だに現金ばかり使うのかということが海外の反応サイトで話題になっていました。
この話題は、海外の反応サイトでも度々議題に挙がっています。
オランダなどでは既に現金廃止に動き出しており、未だに店舗などでの支払いでほとんど現金を使う日本社会は、相当遅れていると見えるのかもしれません。
当然、日本が技術力を駆使すれば、今すぐにでも現金からクレジットカードなどカード社会に移行することは可能でしょう。
しかし、そこには日本特有の様々な理由があるようなので、以下でまとめていきます。
※ちなみに、自分はもう何年も現金を使ったことがありません。(;^_^A
円の信用が高い
日本の通貨『円』は、ドルとユーロと並び世界三大信用通貨に数えられるほど信用性の高い通貨となっています。
これが意味することは、日本円紙幣が紙切れに同然になることがほぼ考えられないということであり、日本人が安心して現金を使う理由の1つとなっています。
治安が良い
日本は犯罪率が低く、ひったくり、スリ、空き巣などといった現金が盗み取られる犯罪が他の国と比べて多くありません。
クレジットカードは、上記した犯罪の被害に遭っても、暗証番号が分からなかったり、犯人の捕まるリスクがあるためほとんど使用されることはなく、犯罪率が高い国では利用価値が自ずと高くなるのですが、日本のような治安の良い国では、この点においてあまりクレジットカードの利点は見出せなくなっています。
少子高齢化
日本は世界でもっとも平均年齢の高い国であり、高齢者の人口割合がとても高くなっています。
当然、クレジットカードやプリペイドカードに馴染みのない高齢者も多く、これらカード類の使用率が低い原因になっているものと思います。
自然災害が多い
今まで日本で現金利用が多い理由を3つ書いてきましたが、おそらくここで書く理由が、もっとも日本人の現金志向の強い理由になっていると思います。
北海道で昨年に起こった地震では大規模な停電が起こりました。
このような事態が起こった際は、店舗のレジも当然動かなくなるため、クレジットカードなどの対応ができなくなります。
こんなときに安心して使えるお金は、現金のみです。
日本では、地震だけではなく台風や火山噴火など被害も非常に多く、毎年どこかで大規模な非難を要する自然災害が起こると言っても過言ではありません。
そのため、日本ではハイパーインフレなどで現金が紙くずになることよりも、(一時的に)クレジットカードがただのプラスチックになってしまう可能性のほうが高いわけです。
正直、自分のようなクレジットカードばっかり使っている人間は、災害の際にかなり困る可能性があります。
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