北朝鮮のハイペースな短距離弾道ミサイル発射は旧型ミサイルの在庫処分が目的か?

国際
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本日、北朝鮮が日本海に向かって短距離弾道ミサイルを発射しました。
北朝鮮は今年の7月25日以降、短距離弾道ミサイルの発射を続けていますが、その特徴は、

・比較的距離が短い
・今までにないほどハイペース

という点が挙げられます。

北朝鮮が7月25日以降に発射した弾道ミサイルは、飛距離が200㎞から700㎞と、いずれも日本のEEZからはかなり離れた位置に着弾しています。
2年前の北朝鮮は、日本を飛び越えるような長距離弾道ミサイルを何発も打っていましたが、今年のミサイルはいずれも“短距離”に分類される弾道ミサイルとなっているのです。
その一方、回数のほうは異常にハイペースとなっていて、7月25日以降、

7月25日、2発
7月31日、2発
8月2日、2発
8月6日、2発
8月10日、2発
8月16日、2発
8月24日、2発

と、ちょうど1か月で7回14発の短距離弾道ミサイルを打ち、ペースとしては4日に1回ほどとなっています。
これは、戦争もあり得るのではないかと囁かれていた2年前を超える過去最高のペースです。

以上諸々こと踏まえて考えると、北朝鮮は弾道ミサイルの、

在庫処分

をしているのではないでしょうか?
距離が短いということは、新型ではなく旧型のミサイルである可能性が考えられますし、韓国が極めて北朝鮮寄りの政権である現在の状況で、過去最高のペースでミサイルを発射することも理に適っているとは思えません。
北朝鮮がここまでハイペースに弾道ミサイル発射する理由は、在庫処分ぐらいしか考えられないのが現状です。
一般の店舗でも、新しい商品を入れるときは在庫を処分しなければならず、古い商品はハッキリ言って邪魔なだけです。
そう考えると、北朝鮮は新型ミサイルの配備を進めているとも捉えられます。

もちろん、在庫処分という理由だけで北朝鮮が弾道ミサイルを発射していることはないだろうし、一部は新型弾道ミサイルの実験であったとの報道もされています。
しかし大半は、旧型ミサイルの在庫処分もできて日米韓に対してけん制もできるという、一石二鳥的な考えのもとで行動を起こしているのではないでしょうか?
あるいは、新型ミサイルの発射実験をカモフラージュするために、要らなくなりつつある旧型ミサイルを発射しているということでしょうか?

正直、北朝鮮の考えることなど分かりようもないのですが、日韓関係が悪化の一途を辿る中で行う北朝鮮の謎の行動は、とても不気味に感じるばかりです。

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