皆さん、ドバイって知ってますか?
ドバイはアラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつで、現在、大発展を遂げている世界有数の観光地です。
ドバイには、
世界一高いビルの『ブルジュ・ハリファ』(高さ828.9m)
世界一高い(標高が高い)ホテルの『The Gevora hotel』(高さ356m)
などがあり、世界中のセレブたちが集まる場所となっています。
このドバイの大きさは、都道府県で言うと埼玉県ぐらいなのですが、この情報を聞けば多くの日本人は、
『埼玉県程度の大きさでもドバイのように経済発展ができるのか』
と思うかもしれません。
では、ドバイのGDPはどれくらいでしょうか?
ドバイのGDPは、日本円に換算すると10兆円ほどです。
一方、埼玉県のGDPはどれくらいでしょう?
都道府県には“都道府県のGDP”といわれる県民経済計算という数値があり、埼玉県の場合は20兆円ほどです・・・
・・・
そうです!
実は、ドバイは埼玉県の半分程度のGDPしかないのです。
都道府県でドバイと同規模の県民経済計算なのは茨城県で、面積や人口も茨城県よりドバイが若干下回る程度なので、ほぼ同規模な行政区分であることがわかります。
しかし、世界中の人たちにドバイと茨城のどちらが魅力的かと聞けば、ほぼ100%の人がドバイと答えるでしょう。
おそらく茨城県民ですらドバイと答える人が多いと思います。
そもそも、茨城のことを世界の人たちはほとんど知らないのですから当たり前の話です。
では、なぜ面積も人口も経済規模もほとんど変わらないのに、ドバイと茨城県はこんなにも差が付いているのでしょうか?
それは、ドバイがイメージ戦略に大成功しているからです。
20年前のドバイは、茨城と同じで世界中のほとんどの人が知らない土地でした。
しかし、現在は世界中の人たちがドバイを知っており、また行ってみたいとも思っています。
現在の日本政府は、観光業を経済戦略の柱のひとつとして本腰を入れて対応していくらしいですが、ドバイのイメージ戦略は今後の日本にも参考になる点が多々あるものと思われます。(当然、ドバイが極端な観光都市という特殊な事例ではあるが)
それにしても、ドバイと茨城県の経済規模が同じ程度ということには驚きですね。(^_^;)
- 松本人志の週刊文春報道で問われるものとは?
- ジャニー喜多川の性加害問題で東山紀之を叩くことは正しいと言えるのか?
- 熱中症で亡くなった人に対する責任は誰にあるのか?
- 最低時給で生活するということ
- 日本経済低迷は誰の責任か? 小島瑠璃子の中国移住にみる現在日本の経済力
- 今の財政状況で日本は戦争ができるのか?
- 防衛費の増額が国防上マイナスになるかもしれないという話
- ミサイル発射によるJアラートや震度3での地震速報は本当に必要なのか?
- 人類最大の脅威は『慣れ』である!
- 統一教会への質問権行使に感じる自民党の自己矛盾
- 鈴木宗男の主張から感じる日本維新の会のヤバさ
- 日本の核武装論に感じる大きな違和感
- 日本の経済が伸びない理由と格差社会
- 安倍元首相の国葬問題について思うこと
- 変化を求めない現在の日本人(特に若者)について
- 大手マスコミが報じない新興宗教の問題
- 新型コロナウイルスに対する勝者と敗者
- 新型コロナウイルスが当たり前にある世界
- 新興宗教に対する問題の解決法を考えてみた
- 子供のスポーツが禁止になる? 規制だらけの社会へ突き進む現人類について
コメント