韓国系の海外の反応サイトで、K-POPをテーマにしたアニメ作品『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が世界的に大ヒットしているとやたら言及されています。
しかし日本に住む限り、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』がそこまでヒットしているようには感じません。
そこで、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』がどれほどヒットしているかについて少し調べてみました。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、K-POPという音楽をテーマにしている作品で楽曲のほうもヒットしているということなので、まずはYou Tubeでもっとも再生されている『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』関連MV(ミュージックビデオ)の再生数を調べます。
すると、2ヶ月少し前(6月24日)に公開された劇中歌『golden』が2.3億再生で、その他に同時に公開されたMVの3本が1億再生を超えていました。
確かにヒットはしているようですが、世界的な大ヒットと言うには少し物足りない感じもします。
その他の情報も調べると、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』はNetflixにおける映画部門の歴代視聴数2位を記録しているそうです。
その情報の中で歴代視聴数1位の作品が『レッド・ノーティス』と言及されていたのですが、
・・・
正直、『レッド・ノーティス』については作品名を聞いたことすらありません。
『レッド・ノーティス』は『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』以上にヒットしている実感がない作品で、日本では全く話題になっていないに等しいレベルなのです。
結局のところ、有料の動画配信サービス公開される作品は加入していない人にとっては知らない世界の話であり、各有料動画配信サービスごとに世界1位と言われてもピンとこないというのが実感です。
まだ劇場公開される映画や音楽のほうがSNSなども含め世界的な流行を生みやすいのでしょうが、分散化が激しい有料動画サービスからは世界的なヒット作品は生まれづらく、観る人は熱心に観るけど観ない人は全く観ないような作品が多くなっているのかもしれません。
おそらく『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』も、“世界的な大ヒット”には値していないと思われます。
自国に関連する作品だと過剰反応しやすい(特に韓国はその傾向が強い)ですが、日本でも実写化されたONE PIECEが2023年のNetflix年間視聴数1位を獲得したり、Disney+で公開されたSHOGUN 将軍がゴールデングローブ賞で作品賞を含む4冠を獲得したりしていますが、これらの作品を世界的な大ヒットと思っている韓国人は少ないでしょう。
以上、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、“分散化が顕著な有料動画配信サービスにおける大ヒット作品”というのが正しい評価かと思います。
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