AKB48メンバーの襲撃事件から考えるAKB48の運営方針

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※今事件は通り魔的犯行とのことで、以下に書いたことの前半部分(青い部分)は撤回いたします。

昨日のAKB48握手会にて、メンバーを刃物で切りつけるという事件が起きました。
これは許しがたい犯行です。

しかし見方を変えれば、ある意味起こるべきして起こった犯行であるとも言えます。

AKB48の握手会では、今年の1月に15歳のメンバーに結婚を申し込み、断られたことを理由に運営会社を訴えたファンがいました。
普通の感覚で言ったら理解不能な出来事ですが、昨今のアイドル事情、とりわけAKB48グループのファンに限っては、このようなことが起きることに対し多少は理解できるところもあります。

アイドルというものはある意味で虚像を売りにするわけで、ファンもその虚像に対し応援をし投資をするわけです。
この虚像に対する投資が、AKB48の場合行き過ぎたところがあります。
現在行われている選抜総選挙がいい例で、ファンは”同じCD”を何枚も買い、場合によっては貯金を使い果たしたり借金をしてまで応援するメンバーへの投票を行います。
ある意味人生をかけてまでメンバーを応援するわけですが、人生をかけるということは、今回の事件のような暴発的な破綻が起こる可能性も高くなるわけです。
今回の事件も、上記に挙げた15歳メンバーへの結婚申し込みも、このような背景を考えると“多少は”理解できるところがあります。(だからといって許される犯行でもないし、基本的には理解できることでもありません)

現在はCDが売れない時代であり、広く浅くCDを売るということは不可能と言っても過言ではありません。
その結果生まれたのが、広く浅くではなく狭く深くCDを売る方法です。
つまりはCD=楽曲という概念を捨て、同じ人に同じCDを何枚も“買わせる”手法が最近のトレンドなのです。
その中でも特にAKB48グループは握手会という手法を用い、同じ人に同じCDを何枚も“買わせる”手法に特化した商売をしてきました。
AKB48ファンは握手券欲しさに同じCD(パターンが少し違うかもしれないが)を大量購入しています。
あえて悪い言葉を使えば、AKB48はファンから可能な限りお金をむしり取ってきたわけです。
このようなことが今回の事件の背景にあるとしたら、責任の一因はAKB48の運営側にもあるのではないでしょうか?

というより、むしろここまで大きな事件がなかったことの方が驚くべきことかもしれません。
また、狙ったメンバーが川栄李奈さんと入山杏奈さんであったことを考えれば、6月9日に開催されるAKB48選抜総選挙の速報順位で低かった彼女たちを襲うことで、同情票狙い最終順位を引き上げようという考えもあったのかもしれません。
しかし、今回の事件の犯人は熱心なAKB48ファンではなかったとの話もあるので、犯行に至った明確な背景は分かりません。

今後AKB48の運営スタッフは、どのような対応をするのでしょうか?
もし今回の事件を受けて握手会を廃止すれば、AKB48のCDの売り上げは1/10以下になるでしょう。
そしてその事実がマスコミなどにって広まれば、現在のAKB48熱は一気に冷めていくと思われます。
芸能界はそもそもそういうものですし、特にアイドルというものに対して熱の冷め方はとても早いものです。
つまり、今回の事件は、過去数年にかけて巻き起こったAKB48ブームを終了させる可能性もありますし、昨今のアイドルブームを終わらせる可能性もあります。
更に言えば、日本に根付いたアイドル文化すらも崩壊させる可能性すらあるかもしれません。

AKB48にとって握手会は肝心要のイベントであり、AKB48は握手会でもっていると言っても過言ではありません。
もしこの握手会依存気質から脱却するとしたら、それは相当苦労することと思われます。
握手会がなくなればCD売り上げは1/10以下になると想定されますから、資金力低下により現在の300人体制のメンバー構成はとても維持できなくなるでしょう。
今後AKB48が生き残る道は、このような状況でも握手会を続け、会いに行けるアイドルであり続ける以外に道はありません。
しかしそれはあまりにリスキーなことです。
今回は怪我(骨折)で済みましたが、もしメンバー死んでいたらどうなっていたのか?
この事実まで考えれば、握手会は中止しざるを得ないでしょうし、現実的にしばらくの間は中止になるものと思われます。
そもそもしばらくの間は、メンバー自身が怖くてファンと握手なんてできないでしょう。

今後どのような対応がされるかは分かりませんが、被害に現れたメンバー及びスタッフに対しては、心からお見舞い申し上げます。

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