麻雀のプロ組織を考える③ プロ採用リーグの実施

麻雀界の話
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前回の記事では理想的な麻雀のリーグ構想を考えましたが、あれはあくまで理想なので、すぐに実現するようなものではありません。
今回は、現実的な問題として現在の麻雀プロ団体に行ってほしい改革の話をします。
それはプロの認定についてです。

麻雀プロの扱いについては団体によって違いはありますが、多くの団体は英検や簿記検定のような資格試験と同じ感じで1日や2日程度でプロになれてしまいます。
最近は試験合格後に長めの研修期間を設けるケースも多いようですが、研修の結果プロになれなかったという話はあまり聞きません。
そのため昨日今日に麻雀を覚えたような芸能人など、とてもプロと呼べないような実力の人もプロ雀士になれてしまうのです。
正直、プロ雀士よりも将棋や囲碁のアマチュア初段のほうがよっぽど価値があるようにすら思います。

将棋や囲碁のプロ認定制度は、全国の実力者(主に子供)をプロの養成機関(将棋なら奨励会、囲碁なら院生)に集め、そこで行われる対局を勝ち抜き、最終的に将棋は三段リーグ、囲碁は棋士採用試験というリーグ戦を数ヶ月から半年程度行い、上位の成績を収めたものだけにプロの資格が与えられます。
奨励会の場合、プロになれるのは2割程度で、近年では突破までに10年近い時間を要すことが一般的となっています。
史上最年少棋士で異常に速い昇段を遂げた藤井聡太プロですら、奨励会の突破には4年の歳月を費やしました。
このような制度があるため、将棋や囲碁のプロは実力が十分担保されているわけです。

麻雀のプロ試験は、この奨励会の入会試験よりもレベルが数段劣ると言わざるを得ません。
奨励会には入る時点でアマチュア四段相当の実力が必要で、そのレベルの人が6級扱いとされた後に四段まで昇級昇段しなければならないというのですから、その道筋は気が遠くなるほどです。
ちなみに奨励会は、受験料31,500円、入会費105,000円、年会費126,000円とそれなりに高額な費用がかかります。
将棋のプロ棋士が麻雀のプロ雀士に比べて気品を保っているのは、プロになるまでに相当の出費がかかるため、プロ棋士を目指す人の家柄がそれなりに良いケースが多いという事情があるのかもしれません。

麻雀のプロ団体も、この奨励会や院生のような制度を作るべきなのではないでしょうか?
ということで、麻雀のプロを認定するリーグ戦の構想を考えていきます。
まず、麻雀のプロになって得られるメリットを考えた場合、プロになるまで10年間もかかるのはさすがに割が合いません。
ですので、1発勝負のリーグ戦でいいとは思うのですが、麻雀は運要素が高いので数ヶ月のリーグ戦ではなく1年間かけて100半荘以上のリーグ戦をしっかりと行い、上位数名(2名程度)をプロにしたらいいかと思います。
このリーグに参加するためのテストが現在のプロ試験に相当することになります。
これは決して難しい話ではないはずです。

麻将連合μやRMUは入会後に団体主催のリーグ戦などで好成績を収めた者へのみプロの資格を与える制度となっていますが、正直言って分かりづらくて麻雀のファンすらもシステムを理解していません。
そのような分かりづらいシステムよりも、最初の段階で一並びにリーグ戦を行ったほうがスッキリして分かりやすいと思いますし、何よりもプロなら誰もがこのリーグを突破したという事実がプロ雀士における実力の担保にも繋がります。
もちろん奨励会や院生と同様に受講料や入会費・年会費を徴収し、リーグの運営費に充てる他、多少は組織運営の足しにもします。
結局、麻雀界がこういった思い切った改革が出来ないこともプロ団体が分裂していることが原因で、1つの団体が仮にこういったプロ採用のリーグ戦構想掲げても、麻雀プロになりたい希望者は他の団体の試験(簡単な試験)を受けるだけになってしまうわけです。

今後もし麻雀のプロ団体が統合されたのなら、いの一番にプロの認定についての改革を行ってほしいと思います。

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