成都麻雀を考える① 字牌のない麻雀

麻雀の競技性
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前回書いたデュプリケート方式について調べていたところ、デュプリケート方式の麻雀が頭脳オリンピックに採用されるという記事を見つけました。
その記事の中には、ルールについては日本式(リーチ麻雀)、国際式(中国麻雀)と共に、成都ルールというものが候補に挙がっていると書かれていたのですが・・・成都ルールとは一体どんな麻雀なのでしょうか?

調べてみると、成都ルールは成都麻雀・四川麻雀・血戦到底・四川血戦などと様々な呼び方をされる麻雀のルールで、名前の通り四川省の省都である成都で生まれたそうです。(以下、成都麻雀と呼ぶ)
成都麻雀の基本的なルールは以下の通りなのですが、

・牌は萬子、筒子、索子のみを使う
・1人が和了っても局は終わらず3人和了るか流局した時点で局が終了する
・ポンは出来るがチーは出来ない
・和了りは必ず絶一門でなければならない
・カンに対して支払い義務が生じる

正直、この説明を見てもまるで想像が付きません。

更に調べてみると、ネット麻雀の雀魂に『赤地の戦』という名前で、ほぼ同様のルールがあるとのことでした。
確かに雀魂を始めた頃に変なルールの麻雀をやった記憶があります。
そのときは全くルールを理解しないまま2回だけやってやめてしまいましたが、今回改めてやってみると、役が極端に少なかったり、支払いが変だったりと違和感を感じる点も多かったのですが、面白いルールもいくつかありました。
ということで、この成都麻雀で面白いと思ったルールを2回に分けて考えていきたいと思います。

今回考える成都麻雀のルールは、字牌がなく数牌だけを使うことについてです。
数牌と字牌の価値の差は、前々から気になっていました。
麻雀における配牌運とは、平たく言ってしまえば余計な字牌が何枚入っているかに等しく、通常の麻雀においては横重なり(順子)が可能な数牌のほうが利用価値が高くなっています。

さて、日本式のリーチ麻雀を数牌だけで行ったらどうなるでしょうか?
良い点は、配牌運がある程度是正される点と、役が出来やすいく手役作りが面白くなるという点です。
しかし役が出来やすいことはデメリットにもなり、少ない手順で役が完成してしまい展開の早い麻雀になると想定されます。
ですので、役を減らしたり鳴きを禁止するなどといった展開を遅らせる対策が必要になるのかもしれません。
あるいは現行の1翻縛りという取り決めを2翻縛りや3翻縛りにして、手役作りに重点を置くようなルール変更も思い付きます。
いずれにせよ、何らかの対応をしないとあっという間に局が終わってしまう可能性が高く、面白味が欠ける麻雀になってしまいそうです。

配牌運の是正効果と手が早くなることや戦術が簡素化されることが重なるので、運要素が高くなるのか低くなるのかはよく分からないですが、それなりに面白い麻雀になりそうで入門向けのルールなどにも利用出来るかと思います。

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