麻雀の運要素の高さが理解出来ない人へ

麻雀の競技性
この記事は約6分で読めます。
<スポンサーリンク>

当ブログは麻雀の運要素を考えるブログで、基本的に麻雀は70%以上が運の勝負であるという考えのもと記事を書いています。
しかし、プロ雀士の方が『麻雀は70%実力勝負だ』とか『麻雀は実力と運が半々』などと発言することもあり、麻雀というゲームを本当に理解出来ているのかと不思議に感じてしまいます。
ということで、麻雀が運要素が高いゲームであることを、ここで簡単に説明することにしました。

インターネットの4人麻雀で、1人だけ麻雀のルールを知らない素人が入って適当に牌を切っていたら、他の3人はどう思うでしょうか?
『打ち筋が読めない』と思う人は当然いるでしょうし、『物凄く高い手が入ってるのか?』と考える人もいるかもしれません。
中には適当に切っていると気付く人もいるかもしれませんが、100%の確信は持てないと思います。
情報が開示されていないゲームでは、悪い手を示しても相手が勝手に複雑な思考を巡らせたり、却って行動が読みづらかったりするので、完全に悪い手とはならないのです。
これが情報が開示されている将棋や囲碁だったら、早い段階で確実に相手が素人であることに気付けます。
麻雀も実際に打っていたら所作や点棒のやり取りで気付くでしょうが、ネット麻雀ではそんな場面を見ることは不可能です。
こういった部分が、麻雀の運要素が高いことに繋がってきます。

また、麻雀では実力がないことが勝ちに繋がるというケースもあります。
自分がネット麻雀『雀魂』の金の間という5段階ある卓レベルの3番目の場所で行った麻雀を例に、実例を示しましょう。(具体的なことは失念しているので大まかに覚えている内容となります)
南3局、自分は南家で45000点のトップ、上家(親)が25000点で2着、他の2人は15000点程度の持ち点という状況で、ドラの5ピンが4枚(赤ドラを含めドラ5)入る好配牌を掴みます。
その手から序盤で3ピンをポンし、

②②⑤⑤⑤⑤⑥3577

という手配状況となりました。(○数字はピンズ、通常のアラビア数字はソーズ)
ここで3ソウを捨てれば、鳴きも含めて受け入れの広いイーシャンテンですし、3ピンのポンと5ピン4枚持ちで4ピンが溢れやすいことから、ピンズは⑤⑤⑤の刻子と⑤⑥の順子両面待ちに分けたほうが良さそうです。
しかし、自分はここであえて5ピンのカン(暗槓)を選択します。
その意図は、ピンズの染め手気配を示しながらソーズ待ちのタンヤオ手にすれば出和了りしやすいことが1割と、残りの9割はドラを5枚を見せて相手に降リの選択をさせることにあります。

この局で1番警戒すべきは親に和了られることです。
現状は2着と20000点差のトップですが、親に連チャンされると一気に差が縮まり逆転もありえ、特に振り込みは最悪で、満貫を振り込めば一気に逆転されてしまいます。
逆にこの局の親さえ流してしまば、自分のトップはかなり濃厚となるのです。

他者からすると、自分の手は混一色・ドラ5が見える手で、役牌が1つでも絡めば倍満、対々和や清一色が絡んでくれば三倍満までも考えなければなりません。
2着の親が倍満を振り込めば一気にラスまで落ちしますし、他の2人は飛んでラス確です。
ですので、よほどの手でなければ誰も攻めることが出来ません。
ここは自分の手が和了れなくとも、唯一のライバルである上家の親が流れ、なおかつ1人テンパイで点差を更に4000点広げることが出来るなら万々歳なのです。
そのため、若干の手の崩れがあっても他者が警戒せざるを得ない赤ドラを含めたドラのカンを選択したわけです。

しかし結果は誰も降りずに攻め続け(ピンズも字牌も切られ続け)、下家は立直までしてきました。
自分も理想通りにソーズの両面待ちですぐにテンパイしたのですが、結局、下家に放銃してしまいます。
下家はどんな良い手で押してきたのかと思ったら、手役はリーチ・タンヤオのみで、裏ドラが2枚乗って満貫の8000点という理解に苦しむ手配だったのです。
なぜこんなことが起きたのかというと、それは相手が自分の手しか見ていない初心者だったからです。
雀魂の金の間は、ある程度麻雀の打てる人もいますが初心者レベルの人もそれなりにいるので、無謀な攻めをする人も多数います。
麻雀では、初心者だからこそ和了れる(あるいは勝てる)という例が多々あります。
スポーツや頭脳系競技では、実力がないから勝つみたいなことは通常起こらないのですが、麻雀ではそれなりの確率で起こり運要素を高める要因になっているのです。

<スポンサーリンク>

もっと言えば、麻雀はトッププロ3人とルールを知らない素人が戦っても、素人が勝つ可能性があります。
ルールを知らない素人は和了ることが出来ないので、半荘で1着になることは不可能ですが2着になることは可能です。
1着の人に3着や4着の人が振り込むケースがあるので、何の考えもなく打っていても2着になることは普通にあり得ますし、連続で2着になることも十分考えられます。
2回戦勝負では、以下のような着順になることもあるでしょう。

対局者1回戦2回戦平均順位
プロ11着4着2.5着
プロ24着1着2.5着
プロ33着3着3着
素人2着2着2着

この結果は、ルールを知らない素人が着順的にトップになったということですが、これは非現実的なことではなく十分有り得る話です。
麻雀の大会の決勝戦で2半荘で勝負をしているケースも見受けられますが、それはルールを知らない素人でも勝てる勝負で決着を付けているということに他ならないわけです。

将棋や囲碁といった他の頭脳競技でも、サッカーやテニスといったスポーツでも、ルールを知らない素人とプロが戦ったらプロが完膚なきまでに圧勝します。
野球なんて、まともにやったら1000000000000対0ぐらいになるかもしれません。(野球ではルールを知らない素人がアウトをほとんど取れないのでプロ側の攻撃が永遠に終わらないと想定される)
にもかかわらず、麻雀ではルールを知らない素人が勝てる要素が多分にあるのです。
これこそが麻雀の運要素が高い理由で、麻雀の勝負が70%や50%も実力なんてことはあり得ず、せいぜい30%しか実力は反映されないというのが科学的な事実なのです。

麻雀の運要素が高くなる理由は多々ありますが、今回取り上げた部分で言えば、4人勝負であることと点数を他プレヤーとやり取りしていることが大きいと言えます。
4人勝負であることは麻雀の競技上どうしようもない部分ですが、点棒のやり取りは加点方式(和了った点だけ加点する方式)に変えたほうが良いのかもしれません。
加点方式だと、マイナスすること(点棒を渡すこと)がないので初心者が好成績を上げることはほぼ不可能になり、麻雀の運要素は減る可能性があります。
そもそも点棒のやり取りは麻雀をギャンブルとして成立させるためのもので、競技化する際に採用するルールではなかったようにも感じます。

以上、麻雀の運要素が高いことについて簡単に説明しましたが、どうしても納得がいなかいプロ雀士の方がいたら、麻雀の初心者3人相手に100連勝ぐらいしていただきたいと思います。

<スポンサーリンク>
ブログランキング

↑ ↑ ↑
更新励みになりますので、毎日の応援よろしくお願いします。
加点式リーチ麻雀
加点式リーチ麻雀のルール
加点式麻雀の基本ルール 基本はありありルールのリーチ麻雀 点数は加点だけを考慮し点棒のやり取りは行わない ※説明1 親と子の概念はない ※説明1、説明2 点数は1翻1000点とする ※説明3 ダブロン・トリプルロンで和了る...
↑ ↑ ↑
運要素の改善を含め競技性のある麻雀ルールを考えました!

コメント

  1. 麻雀は運ゲー より:

    仰る通りです。
    麻雀は運9:腕1くらいだと思っています。腕が7割()というプロは確率の計算もできない承認欲求の激しい自信過剰な方で間違いありません。
    私は説得する時にこう言います。
    「レスリングで吉田沙保里選手に100回挑んで何回勝てますか?私は100回挑んで100回負けます。麻雀は違いますよね?これに反論できるなら腕だと認めましょう。」
    これで大体の人は論破できます。

  2. より:

    天鳳8段行った知人の話要約するけど、「鳳凰卓レベルだとほぼ運ゲーだが、実力で勝ってると見栄を張りたいので実力ゲーと言ってる」
    プロも同じで、自分は高尚な読み合いをしてるんだ!というプライドがあるから実力ゲーと言わざるを得ないんでしょうね

Translate »
タイトルとURLをコピーしました