日本人は何でも食べる? 他国の食文化に対する考え方について

国際的問題
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日本人は何でも食べるという話題が、海外の反応サイトで度々取り上げられます。
日本が捕鯨をめぐって西洋各国と揉めていることは世界的に有名な話で、鯨肉を食べることが『日本人=何でも食べる』と思われる原因かもしれません。
また、毒のあるフグを食べることが原因なのかもしれません。
しかし日本人からすると、自分たちのことを何でも食べる国民とは思っておらず、何でも食べるのは中国人の間違いではないかと感じる人も多いことでしょう。
今回は世界の食文化に対する考え方と、そもそも日本人は本当に何でも食べるのかという疑問について考えていきたいと思います。

日本人がよく食べるもので、西洋人であまり食べられない食材は、

・イカ
・タコ
・うなぎ
・穴子
・白子
・生卵

などが有名で、一般的ではないマイナーなものでは、

・スッポン
・なまこ
・ホヤ
・ウミヘビ
・もみじの天ぷら
・馬刺し
・蜂の子

なども日本では食されています。

以上の食材を見ればわかると思いますが、大半は海や川に生息する生き物です。
日本は島国なので海産物をよく食べ、その流れで川に生息する生き物もよく食べるようになりました。
このことが『日本人=何でも食べる』と西洋人が思考する主な原因でしょうが、これは地域特性としか言いようがありません。

一方、ヨーローッパでは、

・羊
・うさぎ
・鹿

などの獣肉をかなり食べており、狩猟した様々な鳥類などもそれなりに食します。
オーストラリアでは、カンガルーやワニの肉も食材として利用されています。
牛肉、豚肉、鶏肉以外の肉を滅多に口にすることはない日本人からすると、西洋の人は獣肉を何でも食べるように感じるわけで、結局こういったことは食文化の違いとしか言いようがないのです。

おそらく自分の食文化と違う場所は、どの場所であっても何でも食べるように見えるのでしょう。
東南アジアなどは虫を食べる地域がそれなりにあるわけですが、これらの地域のことを西洋人も日本人も何でも食べるように感じるかと思います。
しかしこれも地域特性を活かした食材利用であり、食文化の違いでしかありません。

以上、他国の食文化を安易に批判したり奇異に考えることは避けるべきで、多様な食文化をできる限り認めていくべきかと思います。

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