日本人はベジタリアンに関心がない? その理由は一体・・・

食文化
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ベジタリアンやヴィーガン(玉子や乳製品などの動物由来食品も口にしない人)について、海外の反応サイトで話題になることがあります。

その際によく目にするのが、『日本人はベジタリアンが少ない』、『日本人はベジタリアンに対して関心が薄い』などという、ベジタリアン側からの日本人に対するネガティブな印象です。
日本に来日しようとしているベジタリアンの外国人観光客が、日本のレストランなどでベジタリアンの食事に対応できるか心配している様子も伺えるのですが、言われてみれば日本の飲食店はあまりベジタリアンに対応できていない気もするので、やはり日本人はベジタリアンについて関心が薄いのかもしれません。
※ちなみに私はベジタリアンではありませんが、野菜は大好きなので明日からベジタリアンになれと言われても(経済的負担を除き)何の苦も感じないと思います。

では、ここで主要な国のベジタリアンの比率を見ていきたいと思います。

アメリカ   :5%~8%
カナダ    :9.4%
イギリス   :7%
フランス   :5%
ドイツ    :10%
イタリア   :7.1%~10%
スペイン   :1.5%
オーストラリア:5%~11%
ブラジル   :14%
インド    :31%
中国     :4%~5%
参考:Vegetarianism by country

上記のデータ上、日本のベジタリアンの率は4.7%で、調査対象の40カ国中27番目の順位でした。
以上の結果から、日本人がベジタリアンの比率が低い部類に入っているのは確かなようです。

ベジタリアンになる理由で最も大きいものは、動物愛護(宗教的な部分を含む)の観点なのでしょうが、私はそれだけでは説明できない部分があると思っています。
単純に、野菜は食を楽しむということを感じやすいと思うのです。
なぜかと言うと、まず肉よりも野菜のほうが種類が豊富であるという実態があります。
きううり、なす、トマト、レタス、キャベツ・・・野菜の種類は挙げていったら切りがありません。
※ちなみに自分が好きな野菜は『ししとう』と『生シイタケ』です。(;^_^A

更に野菜には季節ごとの旬があり、この点も食を楽しむという重要な部分になると思います。
日本の野菜で言えば、春になれば『菜の花のお浸し』、夏になれば『茹でた枝豆』、秋になれば『焼き芋』、冬になれば『白菜や長ネギの入った鍋』といった具合です。
一方、肉類は種類が少ない上、季節による旬もほとんどないに等しくなっています。
一般的に食べられる哺乳類肉は、

・牛
・豚
・羊

などで、鳥類の肉は、

・鶏
・鴨
・七面鳥

程度となっています。
もちろん上記以外の肉も食べるでしょうが、いずれにせよ大した量ではありません。
カルビやタンなど、部位によっても肉の味は全然違うと考える人もいるかもしれませんが、そんなことを言ったら、野菜だって九条ネギと下仁田ネギ、三浦大根と桜島大根は全然違います。
いずれにせよ一般流通している食材としては、肉より野菜のほうが圧倒的に種類が多いことは間違いないでしょう。

しかし日本では、状況がだいぶ異なります。
日本人は魚を中心とした魚介類をよく食べる人種として世界的にも有名です。
魚介類は種類が多い上、旬もしっかりあります。
そのため、ベジタリアンの食材の旬や素材の種類を楽しむ部分を魚介類で補えるのです。
更に魚介類は、人間からかなり遠い種類の生き物であるためか、食べることに対して動物愛護的な罪悪感も余りない感じません。

以上のように、

日本人は魚介類を多く食べるため、あまりベジタリアンに関心が湧かないのではないか?

というのが個人の見解です。
実際どうなのかは分かりませんが、日本人の魚好きがベジタリアンの少なさに多少なりとも影響しているのではないかと思います。

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コメント

  1. 魚くん より:

    面白い見解です。
    確かに魚をよく食べるスペインもベジタリアンが少ないというデータになっていますね。

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