羽生と言ったら羽生善治だろ! 将棋棋士・羽生善治の凄いところまとめ

将棋界の話題
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最近巷では、金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手が話題ですが、羽生と言ったら将棋の羽生善治!!
ということで、将棋棋士・羽生善治のすごいところをまとめてみました。

7大タイトル同時制覇!

羽生さんは、7大タイトルを同時に保持した唯一の棋士です。
達成日は1996年2月14日で、当時この七冠独占は一般社会でも大きく取り上げられ、一種の羽生ブームを巻き起こしました。
そのため、将棋に全く興味のない方でも、羽生さんだけは知っているという人が多いようです。

6つのタイトルで永世資格を保持

1つでも持っていたら伝説クラスの棋士として語られる永世資格(タイトルを複数回獲得や連続獲得でもらえる)を、七大タイトルのうち6つ保持、また残る1つのタイトル・竜王もあと1回のタイトル獲得で保持できます。
更には、最も獲得の難しいと言われる名誉NHK選手権者の資格も唯一保持しており、これを入れると7つのタイトル全てで永世資格を保持していることとなる。

※2017年に竜王位を獲得し、七大タイトル全ての永世資格を獲得しました。

同世代も強い

これは、地味に1番すごいところです。
羽生世代と言われる羽生さんと同学年と1つ上の学年の中には、2人の永世タイトル資格保持者(森内俊之名人・竜王、佐藤康光九段)がいて、更に3人の複数回タイトル保持者(郷田真隆九段、丸山忠久九段、藤井猛九段)が存在しています。
将棋に限らずスポーツなどでも、特質して強い選手の場合は同世代にライバルがいないことが多いですが、羽生さんの場合は同世代に強力なライバルが多数いるにもかかわらず、その中で特質的に強いという異例の存在です。
これは、羽生さんが感想戦(対局後の検討)などで、普通は手の内が知られたくないので話さない自身の考えなどを包み隠さず話し、自身が次戦で勝つことより、単に将棋が強くなることを追求している賜物だと言えます。
結果、羽生善治の存在は将棋界全体のレベルアップに繋がったものと思われます。

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中学生棋士

羽生さんは、過去5人しかいない中学生棋士の1人です。
羽生さん以外の中学生棋士は、棋士になったばかりの藤井聡太四段を除き、永世名人資格保持者の谷川浩司九段、永世竜王資格保持者の渡辺明竜王、ニコ生最年長アイドル加藤一二三九段と、4人とも伝説クラス棋士となっています。

※渡辺明さんは中学生時にプロ入りが決定し、中学卒業後にプロ入りしました。

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タイトル獲得数歴代1位

タイトル獲得回数95期→99期。
2012年の第83期棋聖戦で、大山康晴永世名人のタイトル獲得80期を超え、81期目のタイトルを獲得しました。

※大山永世名人の時代は、棋戦の数が圧倒的に少なかったので、大山名人の80期の方が価値があるという意見もあります。
ただし、逆に大山名人全盛当時は棋士の人数も少なく、また棋譜などの情報共有も今と比べて難しかったため、1人の人がタイトルを独占しやすい環境にあったことも事実です。

同タイトル連続保持記録

王座戦19期連続保持。(1992年から2010年)
タイトルに挑戦できるのは、将棋の超天才である百数十人プロ棋士の中から予選で勝ち抜いた1人です。
そんな予選を勝ち抜いた最強の挑戦者を、羽生さんは19回連続で打ち負かすという偉業を達成しています。

連続タイトル保持記録

26年超!!
羽生さんは1991年3月18日の棋王獲得以来、今日現在に至るまで常にタイトルを保持し続けています。
そして、今現在も3つのタイトルを保持しています。(2016年9月20日現在)

15年連続賞金ランキング1位

1998年から2012年までの間、賞金ランキングのトップを獲得しています。
この間、1年平均およそ1億円を稼ぎ続けました。

史上最速1000勝

2007年12月20日に1000勝達成。
対戦成績1000勝373負1分け、達成勝率0.728、達成年齢37歳2ヶ月、所要22年0ヶ月は、最速、最年少、最高勝率での達成です。

奥さんは元有名女優

奥さんは元女優の畠田理恵です。
畠田理恵さんは、NHK連続テレビ小説『京、ふたり』の主演を演じた有名女優及びアイドルで、スポーツ界などと違って棋士と女優の結婚は非常に珍しかったため、2人の結婚に将棋ファンは大変驚きました。
最近はその奥さんがTwitterを初めてニュースにもなりました。

国民栄誉賞

永世七冠となった羽生さんは2018年に国民栄誉賞を獲得。
これは当然、将棋界初の快挙となります。

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