『邪道流将棋の極意 もっとも早く初段になる方法』を書き終えて

邪道流将棋の基本
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私が将棋を覚えたのは小学生高学年の頃で、当時は結構好きでしたが休み時間に友達と指す程度でしかありませんでした。
その後は何かの拍子に指す程度で、テレビや新聞で将棋を見るのも気が向いたら程度だったと思います。
そんな希薄だった将棋との関係が劇的に変わったのが、ニコニコ生放送での将棋中継です。
テレビのチャンネルをいちいち変えるのが嫌いだった私にとって、10時間を超えるような将棋の生放送はとても面白く、ごく初期の頃から大いにハマってしまいました。
ただしこの頃はまだコンピューターソフトと遊び程度に指すだけで、当時は珍しかった『観る将』に近い状態でした。

その後、将棋ウォーズというアプリゲームが将棋ファンの間で話題になっていたので、意を決して登録し人と将棋を指すことを本格的に再開させます。
ただし将棋ウィーズは持ち時間切れ負け制という馴染みのないものだったので早々に撤退し、もう少し本格的なネット将棋の場を求め81Dojoに参戦します。
その時点では、おそらく一般的な町道場基準で5級から3級ぐらいの実力だったかと思います。(将棋ウォーズの級位は1級下位で一旦落ち着きました)
それから間もなくして邪道流将棋を網だし、最高二段(81Dojo基準)まで一気に駆け上がります。

ちなみに、自分がこの邪道流将棋を構築していく上で参考にしたマンガがあります。
それが麻雀漫画のアカギです。
なんと私は、将棋ではなく麻雀の漫画でこの邪道流将棋を編み出したのでした。
アカギで参考にした点を挙げるなら、例えば『俺はこの8000点で後の3巡を買う』というシーンからは、序盤であえて損をしながらもその損を活かして最終的に逆転するという邪道流将棋の基本的戦術を編み出し、『異常こそ正常』というセリフは、邪道流将棋の根本である極めて異常(邪道)な指し方をする邪道流将棋の基本的な理念になっています。

こんな邪道流将棋ですが、現実的には二段なるのが限界(二段なるのもやっとだった)で、それ以上の昇段は無理だと感じました。
相手のミスを誘うことが基本の邪道流将棋は、強い相手には通用しなくなる傾向が極めて高いのです。
事実、二段以上の人にはほとんど勝てませんでした。
ですので最初に、本格的に強くなりたい人には勧めない戦法だと言ったわけです。

通常、初段の人の勝率は、大雑把に以下のようなものでしょう。

対三段:30%
対二段:40%
対初段:50%
対1級:55%
対2級:60%
対3級:65%

しかし、邪道流将棋ではこうなってしまいます。

対三段:10%
対二段:30%
対初段:50%
対1級:60%
対2級:70%
対3級:80%

このように、邪道流将棋は級位者(下位者)に対して極端に強く、段位者(上位者)に対して極端に弱いという歪な実力を持つことになります。
そのため初段までは上がりやすいですが、それ以上には上がりづらいという特徴があるのです。
逆に言えば、初段以上になることを犠牲にして初段に早くなるを重要視した作戦と言え、それがタイトルにある『もっとも早く初段になる方法』の由縁にもなっています。

それとこの邪道流将棋の問題点は、友達をなくす戦法であるということです。
相手のミスを誘う邪道流将棋は姑息な戦法とも言えるため、相手はとてもストレスが溜まるのです。
しかもいきなり攻めだすため、相手はやりたいことをほとんどできず、ましてや囲いすらもままならないという異常な将棋は、対戦相手からすると、とにもかくにも嫌な作戦になってしまうのです。
また『邪道流将棋の極意⑦:まとめ』でも書きましたが、邪道流将棋は同じ相手に通じなくなる傾向が強い戦法なので、不特定多数の人がいるネット将棋向けの戦法といえ、自分も上記した通りネット将棋にて二段を獲得しました。

今回のシリーズでは邪道流将棋の基本的な概念の説明だけでしたが、いずれは実戦譜を使った『邪道流三間飛車の極意』というシリーズも書きたいと思います。(当分先になるでしょうが)

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