邪道流将棋の極意②:プロ棋士や上段者に教えを乞うな!

邪道流将棋の基本
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将棋のプロ棋士になるような人は、一般の人では理解ができないような異次元の強さを誇ります。
大抵のプロ棋士は小学生の低学年の頃には初段に達しており、初段を目指すべく1級から3級の人の思考なんて根本からして理解ができていません。
そのため、初心者や級位者がプロ棋士や上段者に『どうやって強くなればいいですか?』なんて質問をしても全く意味はないわけです。

そしてプロ棋士という人種は最善手を指すことを目指します。
相手が強く大きなミスをしないことを前提にした場合においてこの思考は正しいと言えますが、しかし相手がミスすることが当たり前の級位者が相手ならば、最善手を指すことではなく相手にがミスをしやすい手を指したほうが勝ちに繋がりやすくなります。
そういった意味で、プロ棋士が主張する良い手が級位者にとって(級位者を相手にする者にとって)必ずしも良い手になるとは限らないのです。

以下の局面図をご覧ください。
これは私が2級の人と指した実戦譜です。(先手が自分)

いきなり飛車と銀を交換してしまっている話は後回しにしますが、この局面図から私はどんな手を指したでしょう。
ヒントはプロ棋士なら絶対に思い付かない手です。

答えは、6三銀という驚愕の一手でした。
次に相手が飛車を5三に上げたら銀はただで取られてしまうのですから、明らかな悪手です。
しかし、相手が指した手は・・・

8二飛車という逃げの一手でした。
しかも、この異常な状況はこれだけでは終わりません。
当然、次の手は5四銀成となるのですが・・・

なんと相手は、飛車でこの成銀を取りに来たのです。
私は冷静に4三に成銀を進め、相手は再び飛車8二に逃げたのでした。

このように駒損ではありますが、序盤で相手の玉周りの歩を2枚取ったほか、相手玉近くに成銀を作ってプレッシャーをかけることにも成功しました。
おそらく相手の人も、中盤以降の緊迫した局面ではここまで大きなミスはしないと思います。
しかし、飛車と銀交換という予想外の展開となったことや、序盤というまだ思考が定まっていない段階だったことなどもあり、ミスを連発してしまったものと思われます。
その後、相手は終始精彩がなく短い手数で私の勝ちとなりました。
当然、これは異常な状況で自分側にも勘違い(本当は角を9七に上げてからの展開を考えていた)があったのですが、いずれにせよプロ棋士には絶対に指せない手で勝利をもぎ取ったことは間違いありません。

プロ棋士が書いた棋書なども、同じような意味で読む必要はありません。
序盤の戦法は前回書いた通りどうでもよく、邪道流将棋において序盤にしなければならないことは、中盤以降に相手が大きなミスをしやすいような状況を作ることです。
では、どんなときに人はミスをするのか?
それは、

油断と焦り

のあるときです。
次回からは、この『相手がミスをしやすい指し方』について詳しく説明していきたいと思います。

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