ただで貰ったシンプルスマホ6(A201SH)を魔改造してみた

生活
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携帯電話は電話するものという信念のもと今までガラケーを使っていましたが、ついにガラケーの電波が停波となるそうで、これを機にスマートフォンを持つことにしました。
携帯会社の案内によると無料で機種交換ができるようです。

無料交換の対象となるスマホ4機種の内、1機種だけが他よりも2倍の値段となっています。
1割や2割の違いならいろいろ考えたでしょうが、2倍となるとさすがに性能がかなり違うのだろうと思い、深いことは考えずに元の値段が1番高い『シンプルスマホ6』を選びました。
しかしこのスマホ、名前の通り初心者向けでシニア感がかなり強いのです。(^_^;)
そこで多少の改造を加えていきます。

まずは、破損防止のことも考えてケースをつけました。
選んだのは、手帳型のケースです。

手帳型のケースは高齢者になるほど使用率が上がるそうですが、鮮やかな青色のものを選びシニア感を薄めています。
また、この機種には横に音声アシストボタンという初心者向けの機能があるのですが、手帳型ではこのボタンが見えにくくなるのも良かった点です。
ちなみに液晶割れ防止のガラスフィルムも貼ってあります。

続いてホーム画面の改造です。
シンプルスマホ6における初期設定のホーム画面は、表示されているアプリ1つ1つが非常に大きくシニア向け丸出しとなっています。

これを以下で示す『Nova Launcher』というアプリを使って修正します。

Nova Launcher - Apps on Google Play
Your home screen, just the way you like it.

結果はこうなりました。

このように、ひと目でわかる日付・時刻と天気予報の表示を残したまま、よく使うアプリとニュースサイトのウィジェットを配置し、サイトを開いたりアプリを起動せずに世間の情勢がある程度わかるようになっています。

ただ画面下部にある『戻る』と『アプリ履歴』のボタンにシニア感が残っており、ここも修正を加えたいところです。
当初は、画面外の物理ボタンに戻るのアクションなどを割り当ててシールを貼り、画面上の『戻る』・『アプリ履歴』を消そうと思ったのですが、『戻る』・『アプリ履歴』を消すこともできなかったですし、物理ボタンに他の役割を割り当てても元のボタン役割が残ったままになってしまったので、この方法は諦め以下の『Navigation Bar for Android』というアプリを使って見て目の良い戻るボタンを上書き表示させることにしました。

Navigation Bar for Android - Apps on Google Play
Show Back Button, Home Button and Recent Button at the bottom of the screen

結果はこんな感じです。

物理ボタンがあることは構造上どうしようもないですが、かなりシニア感・初心者感は軽減できたと思います。
ちなみに、背景画像は以下の『Phases of the Moon』というアプリを使って月齢を表示させています。

Phases of the Moon - Apps on Google Play
Moon phases, moon event alerts, widget, lunar calendar, almanac, moon app, lunar

追記(2023年10月22日)

『戻る』と『アプリ履歴』のボタンを消すことについて、その後もいろいろとやってみたので追記します。

まず本文で説明していませんでしたが、このシンプルスマホ6はジェスチャーナビゲーション非対応になっており、『戻る』と『アプリ履歴』のボタンを簡単に消すことができません。
ボタンの割り当てで元の役割が残る問題については解決案がありました。
『Button Mapper: Remap your keys』というアプリを使ってボタンの割り当てをしたのですが、トラブルシューティングの項目から『ボタン操作の代用』にチェックを入れれば元の役割は消えるそうです。

Button Mapper: Remap your keys - Apps on Google Play
Remap hardware buttons to launch any app, shortcut or action

このアプリを使って『電話』の物理ボタンを『戻る』、『メール』の物理ボタンを『アプリ履歴』にして、後は画面内にある『戻る』と『アプリ履歴』の表示を消せばいいだけです。

以下の2つの記事を参考に作業を進め、

ジェスチャー非対応のAndroidスマホでジェスチャー操作する方法
Androidを全画面表示する方法! ステータスバー/ナビゲーションバー/ホームボタンを隠してフルスクリーンモードへ

現在のOSに対応していないアプリを入れたり、パソコンからADBコマンドを入力したりと複雑なことをしてみましたが、Android11以降(自分のシンプルスマホ6はAndroid12)は『戻る』ボタン等を消せない仕様になっているそうです。
唯一、上手くいった方法は以下で示す『Fluid Navigation Gestures』というアプリを使うことでした。

Fluid Navigation Gestures - Apps on Google Play
Get the fluid navigation gestures of the future!

このアプリを使えば、以下のように一応『戻る』と『アプリ履歴』のボタンを消すことはできます。

※ホーム画面のウィジェット等は多少変更しました。
※物理ボタンに貼ったシールはヤマザキ春のパンまつりのシールを切って仮付けしただけです。

ただ、このアプリは普通に使うと『戻る』が動作しなかったり、文字入力の際にキーボード画面がで出てこなかったりなどの問題が生じてしまいます。
プロモード(無料)を使うと一応の対応ができるのですが、挙動がおかしく一部のアプリは起動しなくなるので、見た目的にはこの状態が1番良いのですがトータル的には見た目の良い戻るボタン等を上書き表示させたほうが適切なようです。

最終的に、画面内の『戻る』と『アプリ履歴』を消すことは諦め、物理ボタンの『ホーム』をカメラの起動、『メール』をライトのオン・オフに変えて利便性を高めました。

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