『ONE PIECE』及び原作者の尾田栄一郎氏が影響を受けたと思われる作品をまとめてみました。
『ONE PIECE』原作者・尾田栄一郎さんについて
生誕1975年1月1日
尾田栄一郎氏の誕生日から考えると、ONE PIECEという作品は、尾田栄一郎氏が子供だった1980年代の漫画やアニメ作品などに強い影響を受けているものと思われます。
以下、ONE PIECEに影響を与えたと思われる作品を、尾田栄一郎氏の過去の発言や経歴などを考慮しまとめていきす。
小さなバイキング ビッケ
海賊を好きになった原点は『小さなバイキングビッケ』
小さなバイキングビッケは元々スウェーデンの児童文学ですが、1972年より日本でアニメ化されました。
尾田栄一郎氏が子供だった80年代にも再放送されています。
ONE PIECEは海賊漫画ですが、小さなバイキングビッケは海賊を扱った代表的なアニメ作品で、尾田栄一郎氏自身が海賊漫画を描く原点となっています。
怪物くん
初めて読んだ漫画は藤子不二雄Ⓐの『怪物くん』。
怪物くんは藤子不二雄(当時)氏によって1960年代に描かれた漫画で、1980年から1982年までアニメ化(第2期)もされていました。
ONE PIECEにおける奇々怪々な登場人物は、怪物くんによる影響かもしれません。
キャプテン翼
(尾田栄一郎氏は)小学五年生時には『キャプテン翼』の影響でサッカー部へと入部。
キャプテン翼は、高橋陽一氏によって1981年より週刊少年ジャンプにて連載開始されたサッカー漫画で、1983年にはアニメ化もされました。
作中、スポーツ漫画とは思えないような突拍子もない技を繰り出し、80年代前半の少年向け作品としては、キン肉マンやDr.スランプと並び壮絶的な人気を誇りました。
尾田栄一郎氏は、キャプテン翼やサッカー経験から、仲間やチームでの楽しさや大切さを学んだようです。
キン肉マン
一番好きな『ジャンプ』作品は『キン肉マン』とジャンプ30周年の際のコメントで答えている。
キン肉マンはゆでたまご氏によって1979年に週刊少年ジャンプにて連載開始されたプロレス系バトル漫画で、1983年よりアニメ化もされました。
当作品は、80年代前半、少年に最も人気のあった漫画・アニメと言っていい作品で、現在における週刊少年ジャンプ作品に強い影響を与えています。
登場人物である超人を一般公募するという斬新なアイデアで、当時の少年たちはみんな超人を考えた経験があるといっても過言ではありません。
また、キン消しという人形型玩具も大流行しました。
尾田栄一郎氏自身がもっとも好きな作品をキン肉マンと認めているほか、ONE PIECEの作中に隠れキャラとして度々登場するパンダマンは、尾田栄一郎氏が子供時代に考えた超人であることも知られています。
更にONE PIECEにおける悪魔の実の能力者と、キン肉マンの超人には共通する能力が多々存在しています。
ドラゴンボール
最も尊敬する漫画家は鳥山明。神様とまで表現しており、仕事机から仰ぎ見る位置に鳥山のサインを飾ってある
ドラゴンボールは、Dr.スランプで人気を博した鳥山明氏によって1984年に週刊少年ジャンプにて連載開始された作品で、1986年にはアニメ化もされました。
当作品は80年代後半から90年代前半まで壮絶の人気を誇り、初めて累計販売部数1億部を超えた作品です。
特に鳥山明氏の描く戦闘シーンと見やすい絵には定評がありました。
ドラゴンボールはバトル系漫画の金字塔であり、ONE PIECE及び尾田栄一郎氏は漫画を描く上での構図や絵柄などにドラゴンボールの強い影響があると思われます。
ジャングルの王者ターちゃん♡
『ジャングルの王者ターちゃん♡』『水のともだちカッパーマン』の製作に参加。
『ジャングルの王者ターちゃん♡』は、徳弘正也氏によって1988年に週刊少年ジャンプにて連載開始されたギャグ&バトル系漫画で、1993年にはアニメ化もされました。
尾田栄一郎氏は、この『ジャングルの王者ターちゃん♡』にアシスタントとして制作に参加しています。(正確にはタイトル変更された『新ジャングルの王者ターちゃん♡』に、アシスタントして参加している)
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の製作に参加。
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、和月伸宏により1994年に週刊少年ジャンプにて連載開始された作品で、1996年にはアニメ化もされました。
この『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、尾田栄一郎氏がアシスタントととして最後に制作参加した作品です。
機動戦士ガンダム
『機動戦士ガンダム』の同人誌『DRILL GUNDAM』にイラスト(ザクII)を寄稿している。
機動戦士ガンダムは、1979年にサンライズによって制作されたロボットアニメで、今までのロボット作品にはなかった、リアリティの部分を取り入れ当時超絶的な人気となりました。
その後もZ、ZZと続編が描かれ、現在でもガンダムと名のつく作品が作り続けられています。
また、ガンプラと呼ばれるプラモデルも大人気となりました。
ONE PIECEは、複雑なストーリー展開が大きな特徴の一つとなっています。
しかしながら、尾田栄一郎氏が子供時代に描かれた80年代の少年向けの漫画やアニメ作品は、短絡的なストーリー構成のものがほとんどでした。
唯一複雑なストーリー性があった80年代の少年向け漫画・アニメのヒット作品と言えば、機動戦士ガンダムぐらいかと思われます。(実際、機動戦士ガンダムが放送開始されたは1979年ですが、人気が上がったのは80年代の再放送の方です。)
80年代当時とても人気があったアニメのため、ガンダム作品がONE PIECEへ影響を与えている可能性も十分考えられます。
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