掛け布団に使われる素材の一覧

工業
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掛け布団に使われる様々な素材とその特徴についてまとめました。
※重量はシングルサイズで冬に使える布団の目安です。

木綿(もめん)

材料説明 :俗に言う綿花で英名はcotton
保温性  :★★★☆☆
吸湿性  :★★★★★
放湿性  :★☆☆☆☆
フィット感:★★☆☆☆
重量/軽さ:★☆☆☆☆(4kg~5kg)
値段/安さ:★★★☆☆

昭和の掛け布団と言えば、これでした。(^_^;)
使用率の低下からか、最近は少し高級志向のものが増えた印象があります。

羊毛(ようもう)

材料説明 :ヒツジの毛で英名はwool
保温性  :★★★☆☆
吸湿性  :★★★★★
放湿性  :★★★★★
フィット感:★★☆☆☆
重量/軽さ:★★☆☆☆(3kg~4kg)
値段/安さ:★★★☆☆

羊毛は、吸放湿性に優れた素材です。

真綿(まわた)

材料説明 :蚕の繭で英名はsilk
保温性  :★★★☆☆
吸湿性  :★★★☆☆
放湿性  :★★★☆☆
フィット感:★★★★☆
重量/軽さ:★★★★☆(1.5kg~3kg)
値段/安さ:★☆☆☆☆

真綿は生糸(絹糸)にならなかった蚕の繭で作られたもので、冬用布団に使われることも珍しくなっています。

羽毛(うもう)

材料説明 :カモ科の鳥の羽毛で英名はdown
保温性  :★★★★★
吸湿性  :★★★★★
放湿性  :★★★☆☆
フィット感:★★★★★
重量/軽さ:★★★★★(1kg~2kg)
値段/安さ:★★☆☆☆(超高級のもの有り)

かつては高級掛け布団の代名詞だった羽毛布団ですが、近年は手頃な値段でも販売されています。
※羽毛(ダウン)と羽根(フェザー)の割合で羽毛が多いものを羽毛布団と呼ぶそうです。(ただし羽毛が100%になることはない)

羽根(はね)

材料説明 :カモ科の鳥の羽で英名はfeather
保温性  :★★★☆☆
吸湿性  :★★★★★
放湿性  :★★★★★
フィット感:★★★☆☆
重量/軽さ:★★★★☆(1.5kg~3kg)
値段/安さ:★★★★☆

芯のある羽根を多く使った羽根布団は、カバーから羽根が突き出てしまうという問題が起こりやすくなります。
※羽毛(ダウン)と羽根(フェザー)の割合で羽根が多いものを羽根布団と呼ぶそうです。(羽根が100%になることもある)

ポリエステル

材料説明 :石油由来の化学繊維
保温性  :★★★☆☆
吸湿性  :★☆☆☆☆
放湿性  :☆☆☆☆☆
フィット感:★☆☆☆☆
重量/軽さ:★★★★★(1kg~2kg)
値段/安さ:★★★★★

掛け布団に使われる中空ポリエステル綿は、暖かさや吸放湿性で他の素材より劣りますが、洗えたりホコリが出にくいというメリットがあります。

人工羽毛(じんこううもう)

材料説明 :石油由来の化学繊維を加工
保温性  :★★★★★
吸湿性  :★★☆☆☆
放湿性  :★★☆☆☆
フィット感:★★★☆☆
重量/軽さ:★★★★★(1kg~2kg)
値段/安さ:★★☆☆☆
※開発された素材により数値は変わります

人工羽毛とは、ポリエステルなどの化学繊維を特別に加工し保温性を高めたもので、羽毛布団に負けない暖かさや軽さを誇ります。

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