天然キャラとしての幾多の伝説を残しているガッツ石松さんですが、実はリアルガチに伝説レベルの凄い人ですので、本当のガッツ石松伝説をまとめていきたいと思います。
ガッツ石松さんといえば・・・
本名:鈴木 有二(すずき ゆうじ)
生年月日:1949年6月5日
出身:栃木県上都賀郡粟野町(現在の鹿沼市)
“天然キャラ”の元祖といってもいいガッツ石松だが、もうすでに“天然”の域は超えてしまったようだ。天衣無縫、自由奔放なガッツの言動に周りの共演者もお手上げ状態となってしまった。
出典 【エンタがビタミン♪】「俺のラッキーセブンは3」。“天然”はすでに超えた。自由奔放すぎるガッツ石松。 – ライブドアニュース
現在のガッツ石松さんといえば、天然キャラでバラエティで大活躍です。
特に人気番組だった『エンタの神様』で取り上げられてからは、度を超えた天然キャラが伝説にすらなっています。
本当のガッツ石松伝説とは・・・
天然キャラとしての伝説ばかりが目立つガッツ石松さんですが、よくよく調べてみると本当に伝説レベルの偉人だったので、以下に『真・ガッツ石松伝説』としてまとめます。
ボクサーとしての実績
勝ち数:31(KO17)
敗け数:14
引き分け:6
通常の世界チャンピオンに比べて勝率は高くないが、不屈の闘志で世界チャンピオンまで上り詰めた。
ガッツ石松はヨネクラジム所属で、アジア人で初のWBC世界ライト級チャンピオンであった。当時のライト級は非常に層の厚い階級であった、そうそうたる世界の強豪を抑えタイトルを5度防衛。
これは知っている人が多いかと思いますが、ガッツ石松さんはボクシングの世界チャンピオンになっています。
特に選手層の暑いライト級でチャンピオンになったことが評価されています。
成人男子の平均体重に最も近い階級ということから、「世界的に最も選手層が厚い階級」と言われる。
ライト級でチャンピオンになった日本人は、畑山隆則選手(防衛2回)と小堀佑介選手(防衛0回)しかおらず、ガッツ石松さんの防衛回数5回は彼らよりかなり多い回数となっています。
俳優としての実績(国内)
ガッツ石松さんは出演作品が多いので、以下に代表的な出演ドラマだけ記載します。
ウルトラマン80
遠山の金さん
北の国から
おしん
太陽にほえろ
いのち
はね駒
ライスカレー
鬼平犯科帳
春日局
子連れ狼
水戸黄門
風のガーデン
まれ
『おしん』というドラマの時に、いきなりセリフの多い役で大抜擢された。
聞くと橋田 壽賀子先生じきじきの指名だよ。
出典 見てる人は見てる…ガッツ石松を「おしん」で起用した橋田壽賀子。その理由とは
『おしん』は、平均視聴率は52.6%最高視聴率62.9%という日本のテレビドラマ最高視聴率記録を記録した伝説的なドラマ(連続テレビ小説)で、ガッツ石松さんはなかなか良い役で出演しています。
北の国から(1981年 – 2002年・フジテレビ) – 成田新吉 役
21年に渡り放送された不朽の名作『北の国から』では当初かなりのマイナーな脇役でしたが、時代が経つに連れてレギュラー出演の脇役となり、完結作となる『北の国から2002 遺言』では、主人公である五郎(田中邦衛)に題目にもなっている遺言を書くことを勧める重要な役を務めることになります。
俳優としての実績(海外)
ガッツ石松さんが出演した、外国(日本との合作を含む)の映画作品。
太陽の帝国
ブラック・レイン
オーロラの下で
映画『太陽の帝国』(1987)で、アジア人初の全米映画俳優協会・最優秀外国人俳優賞を受賞
出典 2/2 ガッツ石松もビックリ!?「OK牧場」は有名な心理学用語 [ストレス] All About
ガッツ石松さんはスティーヴン・スピルバーグが監督を務めた『太陽の帝国』に出演し、全米映画俳優協会・最優秀外国人俳優賞を受賞するなど国際的にも高い評価を得ました。
東京に来てボクサーになった動機が「有名になって健さんと共演したかったから」だと後に語っている。俳優転向後、ハリウッド映画『ブラック・レイン』のヤクザ役でその夢を見事果たした
マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアなどのハリウッドスターに加え、高倉健、松田優作なのどの日本を代表する俳優が出演し話題となった『ブラック・レイン』にも、ガッツ石松さんは出演しています。
タレントとしての実績
ガッツ石松さんは1974年4月12日の『金曜10時!うわさのチャンネル!!』に出演して以降、40年以上タレントとして活躍しています。
クイズ番組の解答者などにおける珍解答、何を聞いても「OK牧場」と答えるあっけらかんとしたところがバラエティで受け、ゲストとして重宝される存在となっている。
ガッツ石松さんのタレントとしての活躍は、もはや説明不要ですね。
ガッツが時折繰り出すギャグは、天然ボケ半分、計算半分の絶妙なブレンドによって生まれるものであり、彼が愛される理由ともなっている。
近年は天然ボケキャラとして有名で、ガッツ石松さんの伝説してこのことばかりが強調されています。
それ以外にも高い評価が!!
1974年4月11日、東京の日大講堂にて、プロボクサーガッツ石松がボクシングWBC世界ライト級王座を奪取したとき(王者ロドルフォ・ゴンザレスに8ラウンドKO勝利)、両手を挙げて勝利の喜びを表した姿を、柏英樹(当時・スポーツ報知)記者が「ガッツポーズ」と表現して、ガッツポーズが広く知られるようになった。
ガッツ石松さんはガッツポーズという言葉を世に広めた人であり、ガッツ石松さんが世界チャンピオンになった4月11日は『ガッツポーズの日』にもなっています。
授賞式で母親の思い出をたどたどしい英語でスピーチしたことが話題になりました。
出典 2/2 ガッツ石松もビックリ!?「OK牧場」は有名な心理学用語 [ストレス] All About
前記した『太陽の帝国』で全米映画俳優協会・最優秀外国人俳優賞を受賞した際のスピーチが、大きな話題となったことも!
OK牧場
2004年には、ガッツ石松さんが日頃からよく使う『OK牧場』が流行語大賞にノミネートされました。
ガッツ石松とは?
かつて、スポーツ界で頂点の立った上で、さらに俳優、タレントとしてここまで実績を上げた人がいたでしょうか?
近年、ガッツ石松さんは天然キャラとしての伝説ばかりがイメージを先行していますが、本当の伝説レベルの実績を持つ人物なので、皆さんガッツ石松さんを心から尊敬致しましょう。
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