戦後におけるガソリン価格の推移と歴史

経済
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最近ガソリン価格が乱高下してますね・・・
ということで、国際情勢や国内の税制により、ころころ値段が変わるガソリン価格の推移についてまとめました。

【以下の価格表示】
1966年~2012年は、総務省が発表した東京都区部の小売価格。
それ以前は参考値、それ以降は全国平均となっています。

1946年

1.2円

1951年

24円

※インフレにより5年で20倍も上昇。

1956年

34円

※その後、緩やかな上昇傾向へ。

1966年

51円

※緩やかな上昇傾向は続き15年でおよそ2倍に。

1973年

66円

※上昇傾向は弱まるが継続。
※1973年はオイルショック及び円相場が変動制に移行した。

1974年

97円

※1973年からの道路整備五ヵ年計画の財源不足に対応するために、暫定措置として揮発油税が本来の2倍となる。
※なお、この暫定措置は2014年現在も継続されている。

1979年

125円

※円安傾向により、ガソリンも値上がり傾向へ。

1980年

155円

※1979年から続くオイルショックによる高騰。

1982年

172円

※現在の最高額

1988年

122円

※1983年のプラザ合意による円高傾向へ移行し、ガソリン価格は下落傾向へ。

1989年

125円

※消費税が導入されたが、外税のため小売価格には影響されず。

1999年

99円

※極端な円高傾向によりガソリン価格は大幅に下落。

2004年

113円

※この年より総額表示方式導入に伴い消費税を含んだ価格となる。

2008年

155円

※イラク戦争、テキサス州のハリケーン被害、中国などの需要増大、サブプライムローンの投機などにより原油価格が暴騰。

2009年

120円

※サブプライムローンによる住宅バブル崩壊から、原油価格も一気に値下がり。

2014年3月

158円

※再び原油価格が高騰、更に円安傾向へ進んだことによりガソリン価格は値上げへ。

2014年4月

164円

※消費増税と地球温暖化対策税の増税により一気に値上げ。

2015年2月

125円

※その後ガソリン価格は下落に転じ、2015年初めまでに29週連続値下がりを記録した。

2015年6月

137円

※その後、若干値を戻し137円に。

2016年2月

103円

※シェールオイルの採掘技術の確立やOPECの減産見送りなどが重なり、原油価格が大幅に下落。

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