K-POPブームが終わった理由を今更ながら考える

アイドル
この記事は約3分で読めます。
<スポンサーリンク>

最近K-POPが再びブームになっているそうです。
そのブームの中心になっているグループがTWICEで、もっとハッキリ言えばTWICEが流行っているだけに近い状況と言えます。(男性アーティストのことはよく知らないが)
このTWICEは、メンバー9人中4人が韓国人以外の人で構成され、その内3人は日本人のメンバーとなっています。
そのためTWICEに特化している現在のK-POPブームは、純粋なK-POPブームとは言えない状況で、やはりKARAや少女時代が流行した際のK-POPブームのほうが遥かに大きなブームだったと思われます。
では、なぜ今以上に流行していたK-POPブームは終焉してしまったのでしょうか?
このことについて考えてみたいと思います。

そもそもK-POPブームが終わった時期についてですが、これはフジテレビに対して韓流偏向報道のデモが行われたのが2011年8月21日ですので、ここが1つの分岐点になると思います。(この日にK-POPブームが終わったわけではないが)
このデモは、フジテレビが韓国人アーティストのゴリ押しなど、韓流ブームを過度に煽るような放送や編成を行ったことに対する日本人の反応であり、K-POPブームに対する拒否反応とも見てとれます。
しかしK-POPブームが終わったことには、もっとわかりやすい理由があるのです。
ではここで、K-POPブームが起こったのは時期を考えてみます。
K-POPブームの立役者といえるKARAが日本向けの1stシングル『ミスター』を発売したのが2010年8月11日、同じく少女時代が日本向けの1stシングル『GENIE』を発売したのが2010年9月8日です。
この事実から分かる通り、K-POPブームは2010年の後半から始まっています。
そしてフジテレビに対するデモが起こったのが先述している通り2011年8月21日なのですから、K-POPブームが絶頂期だったのは、たった1年しかありません。
この間に日本に何があったのでしょうか?

それは東日本大震災です。

この悲惨な大災害を体験した日本国民は、心をひとつにして復興しようという機運が当然のように高まったいくわけですが、その際に聴く音楽としてK-POPが適切ではないことは誰の目から見ても明らかです。
フジテレビに対するデモが起こった時期を考えても、K-POPブームを終わらせたのは東日本大震災であると考えるのが適切でしょう。
当然、メディアによるK-POPのゴリ押しを日本人が感じていたり、時代的にネット右翼などがもてはやされ日本が右傾化していたなどという理由もあるのでしょうが、K-POPブームが終焉した最大の要因は東日本大震災であることは疑いようがないと思います。
もし、あの未曾有の災害がなければK-POPブームはずっと続いていた可能性もありますし、少なくとも、あんなに早く終わることはなかったと思われます。

韓国では、日本でのK-POPブームが終わったことについて、

『日本人が突然K-POPを拒否した』
『日本人は熱しやすく冷めやすい性格』
『日本の保守勢力によるデモ活動が原因』

などといろいろ言われているのですが、実際は自然災害という突発的な現象が要因であり、政治的な影響などは微々たるものだったと思われます。
※大統領による竹島上陸が原因と考える人もいるようだが、このときは既にK-POPブームが終わりかけている。

現在の日本と韓国の関係は決して良いものではありませんが、芸能分野などの交流は政治的問題と分けて考えるべきだと私は考えています。
また日本で起こったK-POPブームを逆手にとって、韓国における日本文化の規制に一石を投じれる可能性もあります。

いずれにせよK-POPブーム終焉の本質は、保守勢力によるデモ活動によるものでも李明博大統領による竹島上陸でもなく、K-POPブームを支えた(もしくは現在のK-POPブームを支える)若者などは、既に日韓関係のわだかまりを乗り越えているのかもしれません。

<スポンサーリンク>
ブログランキング

↑ ↑ ↑
更新励みになりますので、毎日の応援よろしくお願いします。

コメント

Translate »