平昌オリンピックで韓国が獲得したソリ競技でのメダルの意味

スポーツ
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平昌オリンピックにて、韓国がアジア初となるソリ競技でのメダルを獲得しました。
しかも獲得したメダルは2つで、その内の1つは個人競技での金メダルとなります。

【内訳】
スケルトン男子(金メダル):ユン・ソンビン選手
ボブスレー男子4人乗り(銀メダル):ウォン・ユンジョン選手、チョン・ジョンニン選手、ソ・ヨンウ選手、キム・ドンヒョン選手

ソリ競技は開催国が有利とされる競技で、また今回のように新設されたコースでは更にその度合が強まるそうですが、その点を考慮しても今回の韓国が獲得したソリ競技でのメダルは凄いことだと思います。
ソリ競技を行うには大規模な施設が必要で、これは作ることも維持することもとても大変なことです。
そのため、ソリ競技でメダルを獲得するにはある程度国力が反映され、簡単にメダルを獲得できるようにするまではとてつもない費用がかかります。
このような費用的な問題から、日本では唯一の本格的なソリ競技施設である『長野市ボブスレー・リュージュパーク』が今年の2月5日までで運営休止となり、日本国内のソリ競技施設はなくなってしまいました。
そのため日本のソリ競技選手は海外で練習するしかないないのですが、競技を始める入り口部分がほぼ絶たれたるめ、今後日本のソリ競技は先細りしていくことが確実視されています。

こんな日本の状況を横目に、韓国は見事にアジア初となるソリ競技でのメダルを獲得、しかも複数のメダルを獲得(スケルトン、ボブスレー)し、尚かつ金メダルまでも獲得しているのです。
これは衝撃的と言っていいレベルの出来事でしょう。

しかし残念なことに、ほとんどの日本人はこの事実を認識すらしていません。
日本で注目された韓国人メダリストは、

金メダリスト小平奈緒選手と仲良しで話題のスピードスケート女子500m、イ・サンファ選手(銀)
メガネ先輩の愛称が話題のカーリング女子、キム・ウンジョン選手(銀)
パシュート置き去り騒動で話題となったスピードスケート女子マススタート、キム・ボルム選手(銀)

の3人程度で、ソリ競技のことは日本人選手のことも含め、全くと言っていいほど報じられていないのです。

平昌オリンピックでの韓国ソリ競技の結果は、日本のスポーツ界も学ぶべきところがあるかもしれないので、日本のメディアでも是非取り上げてもらいたいと思います。
以上、韓国が成し遂げたソリ競技でのメダル獲得についてでした。

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