ここ1、2年は『鬼滅の刃』が大ブームとなっていますが、その前に話題となった漫画・アニメといえば『進撃の巨人』でした。
そんな進撃の巨人も原作漫画が残り3話で最終回を迎えるそうで、再び脚光を集めているとのことです。
進撃の巨人は掲載誌が週刊誌よりページ数が多い月刊誌とはいえ、残り3話になっても、どのような最終回を迎えるか分からずファンの間で大きな話題を呼んでいます。
途中から物語が難解になった挙げ句、突然話が飛んでしまってわけがわからなくなったとの意見も多い進撃の巨人でしたが、それでも最終回近くまでここまで盛り上がっていることは凄いの一言です。
では、ここでいくつかの漫画を紹介ます。
BLEACH
トリコ
テラフォーマーズ
東京喰種
七つの大罪
約束のネバーランド
どれも大きな話題になった漫画でアニメ化や実写化などがされましたが、一方で終盤の失速も半端なく、とても最後まで読んでいられないような内容となっています。(テラフォーマーズはまだ未完結)
最近の漫画は読者の平均年齢が上がったため複雑化しているのですが、上記の漫画はどれも後半以降に物語や登場人物の人間関係を複雑にしすぎて読者がついていけなかったように感じます。
いずれにせよ、漫画は盛り上げることよりも盛り上がったまま終わらせるほうが遥かに難しいということなのでしょう。
特に人気漫画は編集からの引き伸ばし要請があり、無理やりストーリーを伸ばすこともあるため終盤に失速するということが起こりやすくなるようです。
引き伸ばしで有名な漫画といえばドラゴンボールで、個人的には2回目の天下一武道会以降はとても読んでいられないと思いましたが、それでも上記した漫画に比べればまだマシな終わり方だったのかもしれません。
逆に突然終わってしまうスラムダンクは最後に作者が投げ出したとまで揶揄されましたが、今となっては最高の終わり方だったようにも感じます。
20世紀少年は最終話について様々な意見がありましたが、それでも最後まで盛り上がっていたのではないでしょうか?
鬼滅の刃が一切引き伸ばしをせずに空前のヒットとなったので、今後の漫画界は過度な引き伸ばしをしない方向にシフトしていくの可能性もありますが、実際にどうなっていくかはその時の状況によって変わっていくものと思われます。(鬼滅の刃がすんなり終わったのは、作者の家庭の事情などとも噂されている)
いずれにせよ、進撃の巨人は日本漫画界の歴史に残る作品の1つになるでしょうから最後まで盛り上がってくれたら幸いです。
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