不謹慎極まりないと言われるかもしれませんが、私は世界大戦が今起きたほうがいいと思っています。
正確にはそのほうが被害が少ないと考えているわけです。
地震は発生しない期間が長ければ長いほどエネルギーが溜まっていき、後により巨大な地震を引き起こします。
地震大国に住む日本人なら、この感覚はよく分かることでしょう。
戦争も同じことで、国家間の軋轢が溜まれば溜まるほど戦争の規模が大きくなる可能性が高まるわけです。
現在起きているウクライナ問題がどういう結末を迎えても、ヨーロッパに住む人々のロシアに対する警戒心が極めて高くなることは間違いありません。
当然、ロシアの軍事力に対抗する措置としてヨーロッパ諸国は軍備の増強などをすると思われます。
そうなればロシアも軍備を増強し、ヨーロッパあるいはNATO諸国とロシアの対立は日に日に激しくなっていくのです。
現在の世界で、もう1つ深刻な問題は中国の経済拡張についてです。
今回のウクライナ情勢でウクライナと中国に実は深い経済関係があるという報道もされていましたが、近年はウクライナのみならず東ヨーロッパにどんどん中国マネーが流れ込んでおり、国家や国民の間で様々な軋轢が生じています。
最近では先進国の代表であるG7のイタリアまでもが中国マネーになびいており、ドイツ、フランス、イギリスといったヨーロッパの代表国と中国との間で経済的な摩擦が強くなっているのです。
世界中を混乱させた新型コロナウイルスが中国から発生したことでヨーロッパ諸国の対中意識にも少し変化が見られますが、今後、中国と俗に言う西側諸国の経済的な対立が今後大きくなることは確実です。
以上のように、西側諸国陣営(民主主義国陣営)と旧共産圏国陣営は、
軍事的にはロシアと
経済的には中国と
対立構図が明確化しつつあります。
今後、この両陣営の衝突が回避される可能性は極めて低いのではないでしょうか?
衝突がいつか起きてしまうのなら、対立構図が強まり国民感情が悪化する前に起きてしまったほうが、小規模な戦闘で事は収まり被害も少なくなると私は思っているのです。
問題を先延ばしにすればするほど国家間の軋轢は大きく国民の感情は悪くなり、衝突が起きた際の抑えが効かなくなってしまいます。
ですので、当ブログでは何度も今起こっているウクライナの戦争に対しNATOが参戦すべきと書いているわけです。
世界大戦を起こさないためにウクライナを見捨てるのではなく、世界大戦が起きたとしても今の段階でロシアの暴走を止めることが、未来の被害は少なくなると私は思います。
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