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政権交代と言えば、選挙によって起こることが日本を含めた民主主義国家では当たり前の話です。
ですので、現在のロシア政権が倒れ国際的な脅威がなくなる方法として、本来なら選挙による政権交代のことを第一に書くべきです。
しかし現在のロシアは実質的にプーチン政権の独裁国家であり、選挙による政権交代は現実的ではありません。
正直、ロシアで政権交代が起こる想定は完全に盲点で、頭の中にありもしませんでした。
ロシアも表向きは民主主義国家の体制を敷いていますが、プーチン大統領あるいはプーチン大統領の傀儡である候補者以外の有力な対立候補は、“消される運命”にあります。
投票数の操作をしていることもほぼ間違いなく、事実として2000年に初めてプーチン氏が大統領に就任してから、およそ22年に渡ってプーチン氏かプーチン氏の息のかかった人物が大統領に就任しています。
更にプーチン大統領は、2021年に憲法を変えてほぼ生涯に渡り大統領に居座り続けることが可能になりました。
このように、ロシアでは選挙によって政権が変わるということを考えることは難しい状況です。
ただ、ウクライナ侵攻に対する経済制裁で国民が疲弊し反プーチンの声がロシア国内で高まれば、プーチンに対抗する候補者が指示を集めて選挙で勝つ可能性があるかもしれません。
しかし、おそらくそれは民衆による蜂起と一緒になって起こるものであり、単純な選挙で現在のロシアの体制が変わる可能性は極めて低いと言えるでしょう。
といことで、ロシアの脅威が選挙による政権交代でなくなることについての考察はここまでとします。
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