今日から何回かに分けて、ロシアの脅威がなくなる方法と題した記事を書いていこうと思います。
その1つ目は、ロシア国民による民衆蜂起についてです。
国家体制が変わる理由として民衆による革命は第一に挙げられると思いますが、ロシア国内でこの民衆革命が成功する可能性は低いのかもしれません。
ロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシア国内では民衆によるデモが多発していますが、ロシア当局の徹底した取り締まりにより、その規模が大きくなる前に潰されているのが現状です。
それに加えプロパガンダによる洗脳状態に陥っているロシア国民も多く、なかなかデモの規模は大きくならないように思えます。
ひょっとしたらロシアの気候(主に寒さ)なども、民衆があまりデモに参加しないことに影響しているのかもしれません。
いずれにせよ、政府を転覆させるにはもっともっと大きな規模のデモが必要になるのですが、現在のロシアで起こっているデモはそのようなデモに比べれば遥かに規模が小さく、結論としてロシアでは民衆いよる革命は成功しないと思います。
残念ながら、プーチン大統領は国民の統制という点において、他の国家元首以上の手腕を発揮しているようです。
ただし現在行われている経済制裁においてロシア国民の生活が困窮し、ロシア国内での不満が溜まっていけばデモの規模も次第に大きくなっていく可能性があります。
それを西側諸国は期待して経済制裁を行っているのでしょうが、生活が困窮していけばデモを行う力も失っていくでしょうし、何よりも現在のロシアが少子化であるという根本的な問題も残ります。
大規模なデモや民衆による蜂起などには若い人たちの力が必要不可欠なのですが、少子高齢化の社会では若者の力が足りず、保守的な思想になりやすい高齢者層によって革命の灯火が潰される可能性が高くなってしまうのです。
以上のような状況からロシアでの民衆蜂起・民衆革命が成功する可能性は高いとは思えず、西側諸国も大きな期待をかけるべきではないと私は思います。
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コメント
タイトルや文中にある「ロシアの驚異」は「ロシアの脅威」の誤記ですね!
直してもらえると、違和感なく読み易くなります!