今回は、ロシア及びプーチン大統領がウクライナとの戦争で核兵器を使う可能性を考えてみます。
おそらくこの問題について、いくらプーチン大統領でも核兵器はさすが使わないと思う人が多いことでしょう。
しかし、世界のほとんどの人が想定していなかったロシアとウクライナの全面戦争は現実に起こっています。
専門家や各国の首脳ですら、ロシアとウクライナの衝突は起こってもロシア支持派が支配するウクライナ東部地域だけで全面戦争はないと思っていたようであり、世界中の人々がプーチン大統領を考えを読み切れていないわけです。
プーチン大統領が我々の考えもしないようなことを行う人物である以上、核兵器の使用も完全にないとは言い切れません。
現状、ウクライナ情勢についてロシア及びプーチン大統領は、どう転んでも追い詰められる未来しかないと思われます。
ウクライナを占領することが出来ても、世界各国からの経済制裁で国内の経済が破綻状態になるはずです。
プーチン大統領が素直に非を認めて西側諸国に許しを請うことができる性格とも思えず、追い詰められたプーチン大統領が起こす行動として核兵器使用の可能性も十分考えられると思います。
それくらいプーチン大統領はやって良いことと悪いことの判別がつかなくなっているように感じます。
そして大事なのは、ロシアが核兵器を使用した後の話です。
実際にロシアが核兵器を使うことになれば、さすがにNATOを中心とした西側諸国も問題を放置しておられずウクライナでの戦争に参戦するはずです。
そして1度核兵器を使用してしまったプーチン大統領は、もはや歯止めが効かず2発目3発目の核兵器を使う可能性が高くなります。
そうなればNATO諸国も核で反撃せざるを得なくなり、結果、世界を巻き込む大規模な核戦争が起こってしまいます。
現在のNATO諸国は、第三次世界大戦のような大規模な戦争が起きないようにロシアとウクライナの戦争を静観しているわけですが、参戦が遅きに失し余計に被害が広がる可能性も捨てきれません。
いずれにせよ、ロシアの暴走はNATOが圧倒的な戦力をもってロシア軍を壊滅状態しない限り終わらないと思います。
そのタイミングについては議論があるでしょうが、いつまでもロシアに対し弱腰の姿勢を見せてると、どんどん付け込まれ事態が悪化していってしまいます。
というか、今まさにそういった事態を招いているのです。
ここ1週間、ロシアを巡る事態が何か1つでも好転したことがあったでしょうか?
ウクライナ東部だけではなく首都キエフを含めたウクライナ全土への攻撃、行わないと言っていた民間人への攻撃、そして今日はロシア軍による原発施設の掌握です。
ウクライナ情勢は日に日に悪化するばかりです。
この状況を打開するには、NATOが参戦するしかないないと私は思います。
それによって今より大規模な戦争が起こったとしても、最終的な被害の度合いは小さくなると私は信じます。
以上、ロシアによる核兵器使用の可能性と、実際に核兵器が使用された場合に起こり得る問題について考えてみました。
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