今回は、現在の日本でどれくらい新興宗教が身近な存在になっているかという話をしたいと思います。
まずは、以下の動画をご覧ください。
動画の中には5人のパネラーがいますが、1人は近しい親族が創価学会であると発言し、1人は小学生時代の同級生の親がカルト宗教に入信していたと発言しています。
このように現在の日本では、自分が新興宗教に入信していなくとも、少し周りを見渡せば新興宗教に入信している人がすぐに見つかるというケースが多いと思います。
自分の話をすると、私の家の隣は地域の地主が住んでいた関係で、空間がとても開けていて陽当りがとても良かったのですが、ある日突然、この地主が周囲の土地はおろか自分の住む家の土地まで全部売り払い、信仰していた創価学会に献金してしまいました。
そのおかげで、自分の家の周りには3階建て細々とした家が多数できて陽当りが悪くなったり、賃貸の駐車場がなくなったりしてしまいます。(T_T)
私の親しい友達は、叔父が創価学会員らしく、世話になりながらも勧誘されるのがウザいと話していました。
その他、高校野球(甲子園)によく出場する(していた)PL学園や天理高校も母体は新興宗教(PL学園=パーフェクトリバティー教団、天理高校=天理教)です。
『エースをねらえ』を描いた漫画家の山本鈴美香は、現在、神山会という新興宗教の教祖になっています。ヽ(*’0’*)ツ
芸能界に目を向ければ、清水富美加(現:千眼美子)が数年前に幸福の科学に入信していることを公表し、芸能界を突如引退すると発表して世間を騒がしました。
ワハハ本舗の久本雅美や柴田理恵は創価学会員であることが広く知られ、公明党への選挙応援をしたこともあります。
ヤホーで調べたところによると、お笑い芸人ナイツも創価学会員で、創価学会内の宣伝動画などにもよく出演しているとのことです。
その事実を知っている私は、ナイツの漫才が創価学会へ勧誘するための巧妙な罠が仕掛けられている気がして全然笑えません。
そして、この創価学会が政治どころか政権にまで密接に関わっていることは、日本人なら知らない人はいないレベルとなっています。
以上のように、日本の世は新興宗教が溢れ、入信してない人にとっても案外近いところには新興宗教が存在している状況です。
家の近くに、神道でも仏教でもない大きな宗教施設があるなんてケースも珍しくないと思われます。
他の国の新興宗教については詳しくありませんが、少なくとも中東の国で日本のように新興宗教が蔓延しているということはないでしょう。
それは、中東に住むほとんどの人がイスラム教を信仰しているからです。
日本人は神道と仏教を信仰していると言われますが、それはあくまで無意識的な信仰であり、意識的には無宗教と思っている人が大半となっています。
そのため、信仰心に対し付け入る隙が生じやすいのです。
普通に考えて、イスラム教徒の人を創価学会に入信させるより、無宗教の人を創価学会に入信させるほうが楽に違いありません。
個人が信仰しているだけならいいのですが、新興宗教には高額な献金の問題や政治との関わり方の問題があり、表に現れない日本の大きな問題になっている可能性もあります。
少なくとも、その問題の1つは安倍晋三元首相の暗殺という凄惨な事件の結果、白日の下にさらされました。
日本の新興宗教は江戸時代の終わりに誕生して以降、手つかずに成長していったわけですが、少し問題を放置しすぎたのかもしれません。
今後は、政治も国民も新興宗教の在り方を真剣に考える必要があるかと思います。
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