日本の新型コロナウイルス感染が収まった理由を考える

社会
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日本における新型コロナウイルスの感染状況は一気に改善したわけですが、この原因については専門家もわからないと言います。
個人的な意見を言わせてもらえば、日本における現在の状況はワクチンによる効果が大きいと思います。

当ブログでは、今まで新型コロナウイルスワクチンについての懸念を多数書いてきましたが、それはあくまで効果が切れることの懸念であって、ワクチンに効果がないなどとは一切言及していませんし、そもそもそんな考えはもってもいません。

当初、新型コロナウイルスの感染は国民の70%程度がワクチンを接種すれば収まると言われていました。
その希望はデルタ株という感染力の強い変異株の登場により脆くも崩れ、実際にワクチン接種が先行してた外国の状況を見ると、どうやら集団免疫は無理であろうとの考えが支配的となります。

ただし、感染を抑えるのはワクチンだけではありません。

例えばマスクの着用などにも、新型コロナウイルスの感染を抑える一定の効果があるはずです。
その点、日本は元々マスク着用率が世界最高レベルですので、他の国に比べて新型コロナウイルスの感染率は高くありませんでした。
衛生環境も日本は世界最高水準であり、新型コロナウイルスに限らず感染症が広がりにくい環境にあると言えます。
感染拡大を促してしまう人と人との接触にしても、西洋分化では握手、ハグ、フレンチキッスなどというスキンシップが盛んですが、日本は“親しき仲にも礼儀あり”ということわざが示す通り、人と人が距離を保つ文化があるので感染の拡大は起こりづらい状況にあります。

現在、日本で新型コロナウイルスの感染が収まった理由について科学的な側面から色々と研究されているようですが、そんなに深く考えなくても、上記したような感染拡大を抑える条件が多数複合された日本では、70%程度のワクチン接種率(接種完了率)でも当初考えられていた集団免疫に近い効果が得られ、一気に感染が収まることもあり得るのではないでしょうか?
また、日本はワクチン接種の報告にズレがあり、職域接種は後日まとめて報告ですし自治体による接種も報告に遅れが生じるなど、実際は発表されている以上に日本のワクチン接種は進んでいたものと思われ、感染が収束していった時期についても説明がつくかと思います。

以上のこと考えると、前回の記事で書いた三浦瑠麗さんの主張するマスクを外すべきという発言は的を射ていないと指摘せざるを得ません。
海外では、ワクチン接種率が高いにもかかわらず感染者数や死者数が多い国も多数あり、ワクチン接種プラスアルファの対策が絶対的に必要なことはわかりきっています。
その点を踏まえ、3回目のワクチン接種の推進と共に、マスク着用、手洗い、消毒、飲食店での感染対策などを引き続き行っていくべきかと私は思います。

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