東日本大震災と新型コロナウイルスの経済的損失及び今後の新型コロナウイルスについて

環境・自然
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今日は東日本大震災から9年になる日ですが、世間は新型コロナウイルスの話題で一杯です。
そんな中で気になるニュースを目にしました。
それは新型コロナウイルスに関する経済的な話で、今回の新型コロナウイルスによる日本の経済的損失が16兆円に及ぶかもしれないというです。

コラム:新型コロナ長期戦で16兆円損失も、日本が取るべき対策2本柱
新型コロナウイルスとの「戦い」はどうやら長期化しそうだ。日本政府が9日に開いた専門家会議では、ウイルスを「鎮圧」するまでに数カ月から半年かかる、あるいは新年に持ち越す可能性があるとの見解が表明された。

この数値がどうやって算出しているかは分かりませんが、16兆円という数字は、以前どこかで見たことがあります。
それは東日本大震災の被害額です。

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経済的損失と被害総額の違いがあるとはいえ、18000人以上の死者・行方不明者を出し、更に原発事故まで起こした東日本大震災と新型コロナウイルスが同列に並ぶのは、違和感を感じると言わざるを得ません。
ただ、株価の下落率で見れば今回の新型コロナウイルスのほうが大きく、経済的な損失は実際に同レベルである可能性もあります。
もちろん東日本大震災のときはリーマンショックで株価が下がり切った後だったという事情もあるでしょうし、日本で起きた地震と世界中で広がっている感染症という違いもあります。
しかし、日本人からすると現状の国内死亡者が10人に満たない新型コロナウイルスと東日本大震災が同じレベルの経済危機になるとはどうしても思えません。

さて、新型コロナウイルスについて今後の話をしたいと思います。

他のコロナウイルスの多くが暑さに弱いことと、暑い地域で新型コロナウイルスがそこまで広がっていない事実を考えると、夏になれば収束まではしなくても新型コロナウイルスの流行は相当に弱まると想定されます。
特に日本の夏はウイルスが苦手とする湿度が高いので、状況がかなり改善する可能性もあるでしょう。
ただ、新型コロナウイルスの感染力を見ると、冬になれば再び猛威を振る可能性が高いと思われます。
北半球が夏になれば南半球は冬なのですから、6月ぐらいからはオーストラリアやブラジルなどの国で新型コロナウイルスが流行することも想定されるのです。

とはいえ、地球の人口は北半球に集中していることも事実で、北半球が夏になれば収束し冬になれば再び流行するという流れになる可能性は高いと思われます。
つまり、北半球が次の冬を迎えるまでに新型コロナウイルスのワクチンや特効薬を作れれば、感染はかなり抑えられるとということです。
ワクチンを広く使えるようにするまでは最低でも1年はかかるそうなので、若干時間が足りませんが急ピッチでの開発・生産を頑張っていただきたいのと、承認作業の手続きなども迅速に行ってほしいと思います。
もちろん、新型コロナウイルスに感染してしまった人に対する特効薬の開発も必要不可欠です。
いずれにせよ、現在感染が広がっている北半球が暖かくなっている期間が今後のカギになるでしょう。

実は、私は今回の新型コロナウイルスについて、世間に比べてかなりの楽観論をもっています。
もし新型コロナウイルスの流行が10月や11月で、これから寒くなる状況だったら悲惨だったでしょうが、実際、今は3月でどんどん暖かくなる状況です。
そもそも新型コロナウイルスについて騒ぎだしたのが1月の下旬だったので、日本で流行するまでの時間的猶予と暖かくな時期を鑑みて、当初から日本での流行はそこまで広がらないだろうと思っていました。
更に日本人が世界的に見てよくマスクをすることも、私が楽観論をもっていた理由です。
マスクをする日本人の多さは海外でも話題になるほどで、特に2月以降は花粉症の影響でマスクをする人が急増すます。
おそらく新型コロナウイルスのことが国内で話題になり始めた1月の下旬から2月の初めは、日本においてマスクの在庫が1番多くある時期でしょう。
結局マスク不足には陥りましたが、それでも他の国に比べればマスク供給の状況は良かったほうで、他の国よりも感染拡大を抑え込む効果があったのではないかと思います。

いずれにせよ、9年前に大惨事を起こした東日本大震災と今回の新型コロナウイルスを同列に扱うことは無理があると感じ、新型コロナウイルスに関しては些か騒ぎすぎなような気がします。

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