新型コロナウイルスの感染者急増は3連休に外出した人が多いからか?

医療
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現在、日本(特に東京)で新型コロナウイルスの感染者が急増していますが、その理由をイベントの自粛要請が解けた3月20日から22日までの3連休で外出する人が増えたからではないかという意見をよく目にします。
しかし私は、3連休に外出した人が多かったことと、現在の日本で感染者が増えていることに大きな関係性がないと思っています。

もちろん、3連休に外出者が多くなったことはよくはなかったでしょうが、あの3連休が原因で感染者が急増するようなことはないと思います。
そもそもウイルスに休日という概念がない以上、休日だけ外出を自粛しても意味はありません。
通勤時間帯の電車などは当然平日のほうが混み合い、また休日よりも平日のほうが長期間なのですから、感染拡大の影響は平日のほうがより大きく出るはずです。

新型コロナウイルスの感染者数は、どの国でも以下の図のようにある局面で急上昇しています。


※横軸が時間、縦軸が感染者数

現在の日本で感染者数が急増している理由は、単に図のような急上昇の局面が起こっただけかと思われます。
休日に外出を自粛をしようがしまいが、感染者の積極的な隔離や都市封鎖などの強い対策をしない限りは、いずれ感染者は急増してしまうのです。

更に上記の図に、番号を振ってみました。

1、この時点で対策を行えば感染者数の急上昇を抑えら可能性がある。
2、この時点での対策は手遅れである可能性が高い。
3、既に対策の打ちようがない。

ということかと思います。

日本(特に東京)は、既に2の状況に入っており1秒でも早い対応が求められます。
政府は経済的な観点から緊急事態宣言を渋っているのでしょうが、他国の感染者の拡大推移を見れば、対応が遅くなれば余計に経済的損失が大きくなることは明白です。

なにはともあれ、緊急事態宣言はすぐにでも出すべきかと思います。

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