韓国の新型コロナウイルスに対する感染防止策が、類い稀な成功例として世界で称賛されていると“韓国で”言われています。
私はこの考えに懐疑的です。
確かに韓国は今のところ新型コロナウイルスの感染拡大を防いでいます。
しかし感染が世界中で続く以上、必ず流行の第二波はやってきます。
結局、新型コロナウイルスは1度感染して体内に抗体を作るしか感染拡大を抑える方法はないのです。
『感染を抑えた=抗体をもつ人が少ない』という意味ですから、韓国では感染拡大はいつでも起こり得る可能性があります。
つまり今行っている対策は、感染拡大を遅らせることだけで根本的な解決策にはならないと思うわけです。
ワクチンの普及は来年の春以降と言われていますが、それまで韓国が鎖国状態をするわけにもいかないでしょうから、次の冬ぐらいに再び感染が広がる可能性もあります。
一方、抗体をもった人が多くなったヨーロッパでは、同時期に感染拡大を抑えられるかもしれません。
そう考えると、新型コロナウイルスの感染拡大は今起きるか後で起きるかだけの違いで、対策の意味があまりないようにも感じます。
感染拡大を遅らせれば医療体制を整えることが期待できますが、感染拡大が起こってしまえば結局はパニック状態になることは確実です。
そして日本が今やっている対策も、意味があるのかどうか正直よく分からないわけです。(そもそも日本人自体が本気で感染拡大を防止しようとしていないが・・・)
また、韓国で冬を待たずに感染拡大が起こる可能性も捨てきれません。
なぜなら、本日行われている国会議員選挙の投票活動が大規模クラスターになってしまう可能性があるからです。
さすがに今の状況で国政選挙はマズイと思うのですが、延期などはできなかったのか、他国のことなのでよくは分かりません。
いずれにせよ、韓国の状況は今後2週間程度注視する必要があるかと思います。
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