新型コロナウイルスの規制撤廃は、ナチスのホロコーストと同じである!

社会
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新型コロナウイルスの流行から2年半が過ぎ、規制を撤廃する国も増えてきました。
日本政府も規制の撤廃を模索していると聞きます。

しかし、現状において新型コロナウイルスの規制撤廃は高齢者の切り捨てであると指摘せざるを得ません。

ウイルスが変異し致死率が下がったとしても、高齢者にとって新型コロナウイルスが未だに危険であることは間違いないはずです。

現状流行している新型コロナウイルス亜種のオミクロン株について、厚生労働省は60歳以上の致死率が1.99%と発表しています。
後期高齢者の75歳以上に限定すれば、致死率は5%を超えると想定されます。
こんなウイルスを世の中に蔓延させたら、相当数の高齢者が亡くなることは確実です。
日本の75歳以上人口は2021年9月15日現在で1880万人、割合で言えば15%に上り、世界最高の高齢家率となります。
普通に考えて、この数の人たちを危険に晒していいのでしょうか?

新型コロナウイルスの規制を撤廃しながら致死率や死者数が低下した国もありますが、それは高齢者を中心とした新型コロナウイルスに弱い人が既に多数死亡して減っただけかもしれません。
そんな方法で致死率を下げて通常生活を取り戻すというのなら、それはナチスのホロコーストと大きく変わらないでしょう。
ナチスは人種差別でユダヤ人を虐殺したわけですが、新型コロナウイルスの規制撤廃は、人種の部分を年齢にユダヤ人の部分を高齢者に変えた(年齢差別により高齢者を見殺しにする)だけで、構図は大きく変わらないのです。
それで良いのなら、人類を絶滅させてしまえば新型コロナウイルスによる致死率は0になり問題は完全解決です。
それは極論だと言う人もいるかもしれませんが、私から言わせてもらえば、高齢者が大勢亡くなることがわかりきっているのに規制を撤廃することも十分極端な対策に思えます。

新型コロナウイルスに関する高齢者への差別的発想は、感染が流行した当時から強く感じていました。

政府や新型コロナウイルス対策の経済優先派が絶対に言わない本音
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国際政治学者の三浦瑠麗や、獣医学者の宮沢孝幸などといった新型コロナウイルス規制撤廃派の人たちは、ハッキリと『私は高齢者差別主義者で、1人でも多くの高齢者が亡くなってほしい思っています』と言ったらいいのではないでしょうか?
そういった本音を隠して新型コロナウイルスの規制撤廃を論じるのは卑怯です。

現在流行しているオミクロン株亜種のBA.5は感染力が極めて高く、中途半端な行動規制は意味がないと思われるので、今までやってきたような規制(緊急事態宣言、まん延防止等重点措置)を行っても無駄かと思われます。
ただ、出来得る限り感染が広がらないようにする行動の推進や、高齢者に感染が広がらないような努力は怠るべきではありません。
『マスクを外そう』とか『新型コロナウイルスは風邪と同じ』などと主張する人が日本でも増えていますが、高齢者にとって新型コロナウイルスが未だに極めて危険であることは、国民の誰もがしっかり理解するべきかと思います。

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