いきなりですが、以下のニュース記事の引用をご覧ください。
緊急事態宣言が出される前の7日午後5時と、9日午後5時時点の駅周辺にいる人口を比較。横浜の42・9%減、大阪市の梅田の42・4%減など4割以上減ったエリアがある中、三ノ宮は23%、浦和は9・2%の減少にとどまった。
神戸・三宮の人出2割減止まり 西村大臣「これでは終息できない」 – 神戸新聞NEXT
新宿、銀座などの繁華街は人通りが激減したが東京・武蔵野市の人気スポット吉祥寺はにぎわいを見せていた。
吉祥寺はいつも通りのにぎわい 繁華街人通り激減も – 日刊スポーツ
11日午後、戸越銀座商店街(東京・品川)は、カップ麺や菓子類、洗剤などが入った袋を持った多くの買い物客が行き来していた。
「緊急事態」の週末、商店街に思わぬ人出 不安の声も – 日経新聞
緊急事態宣言発令後、初の週末を迎えた11日、大阪府豊中市の服部緑地公園は晴天の下、運動や息抜きをしようと訪れた人々の姿が見られた。
メディアでは都心部(東京の渋谷や新宿、大坂の梅田など)の人の減り具合を数値で出したり映像を流したりして、実際にそのような場所の人はそれなりに減っています。
しかし都心部で減った分、今度は住宅地に人混みができているのです。
郊外のスーパーは連日混雑していますし、天気の良かった土曜日には、(緊急事態宣言対象地域の)公園はもちろん河川敷などにも多くに人が出歩いたと聞きます。
中には潮干狩りに出た人までいるとのことです。
つまり、日本人は新型コロナウイルスの感染を抑える現在唯一の手段とも言える“外出自粛”を拒否したわけです。
残念ながら、これが国民の総意ということなのでしょう。
上記したニュースやそれに付随する映像などを見る限り、そうとしか考えられません。
日本人は新型コロナウイルスの感染拡大防止を諦めたわけですが、その結果、日本における新型コロナウイルスは集団感染・集団免疫という道を進むしかありません。
それが意味することは、医療崩壊を招き多くの老人が亡くなることなのですが、今の日本人はそれも良しと考えているわけです。
これが、現在における日本人の国民性なのです。
政府の対応がどんなにひどくとも、日本人の国民性ならこの国難を何とか乗り切れるという一縷の望みもありましたが、それもなんなく打ち砕かれてしまいました。
以上、もはや新型コロナウイルスの感染を防ぐように提言することすら虚しさを感じざるを得ません。
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