自然災害と新型コロナウイルスの関係性

社会
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今回は、メディアがあまり伝えない日本の危機について書いていきたいと思います。

現在、東京を中心に広がった新型コロナウイルスは、東京近郊の首都圏、更には大阪府、愛知県、福岡県といった日本の主要都市圏にまで広がり、全国的な流行となっています。
このことについては、連日メディアで報道しているの皆さんもご存知のことでしょう。

一方、日本はとても自然災害が多い国として知られています。
つい先日も、九州で多くに人が亡くなるような大雨・洪水の被害がありました。
このような自然災害は、日本中いつどこ起こってもおかしくありません。
南海トラフ大地震や首都直下型地震は、ここ数年もっとも懸念されている災害ですが、このような大きな自然災害が明日起こってもおかしくないのが日本という国なのです。

そしてここからが大事な話なのですが、もし現在のように新型コロナウイルスが流行している状況で大きな自然災害があった場合、日本はどうなってしまうのでしょうか?

大きな自然災害があれば、体育館などに人が集まって長期間避難生活をしなければなりません。
そこは当然3密に該当する場所となり、新型コロナウイルスのクラスター発生源になってしまうことは目に見えています。
自然災害による被害と新型コロナウイルスという未知の感染症被害という二重の問題を抱えれば、さすがの日本もとても持ちこたえられないと思います。

つまり自然災害の多い日本では、他の国以上に感染症対策をしなければならないのです。

更に高齢化率も考えれば、日本は世界で1番新型コロナウイルスの対策を行わなければならない国と言えるのですが、果たして現在の日本政府は、新型コロナウイルスの対策を世界で1番行っていると言えるでしょうか?
誰が見ても新型コロナウイルスの流行第二波が起こっているのに、『Go Toキャンペーン』などという旅行推進政策を本当に行っている場合なのでしょうか?
新型コロナウイルスの流行第一波の際は、外出の自粛という強い措置を伴う緊急事態宣言を発令し何とか流行を抑え込むことができました。
にもかかわらず、流行第二波の際は外出(旅行)を促すという全く逆の対策をするなんて、正気の沙汰とは思えません。
今この状況で人が激しく移動したら、新型コロナウイルスが広がるなんてことはバカでも分かります。
それとも日本の政府や自治体は、この状況で大きな自然災害が起こってもしっかりした対応できるというのでしょうか?

九州の洪水被害のときは、ちょうど新型コロナウイルスが収まっていたから良かったものの、あのときだって場合によっては(感染症的に)危険な状況に陥る可能性があったわけです。
そしてこれからは台風の時期です。
日本ではここ数年、台風で大きな被害があったことも記憶に新しいと思います。
このような自然災害と新型コロナウイルスが同時に問題化するという最悪の事態が、今の日本では目の前に迫ってきている気がしてなりません。

自然災害は人間の力では抑えられない部分が大いにあります。
一方、感染症である新型コロナウイルスは、人間の知恵により抑え込む方法があります。
であるのなら、進む道は1つしかないはずです。

以上、政府は今一度、新型コロナウイルスの対策をしっかりと考え直すべきかと思います。

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