新型コロナウイルスの危険度を分かりやすい統計学で説明する

経済
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現在、中国武漢で発症した新型コロナウイルスによる肺炎で、3,123人の人が世界中で亡くなっています。
この新型コロナウイルスの危険度を、極めて簡単な統計学で考えてみましょう。

仮に今後、新型コロナウイルスによる肺炎患者の死者数が1万人まで増えると想定した場合、世界の人口は2019年現在77億1500万人ですから、77万1500人に1人の割合で亡くなったということになります。
77万1500人と言われても想像がつかないという人が多いと思いますので、日本人が身近に感じる例に出すと、福井県の人口77万3731人(2018年の推計人口)とほぼ同じになります。
つまり、今回の新型コロナウイルスの騒動は、福井県で1人の人が感染症で亡くなったことで福井県民全員がパニックを起こしている状況と同じということです。
もっと身近な例にすると、福井県で起こった自動車事故で1人の人が亡くなったからと言って、福井県内での自動車の運転を全面禁止するよう騒いでいるようなものなのです。

しかも、実際は1万人もの人は亡くなっていないですし、中国以外での死者数は200人にも達していません。(現時点で183人)
以上のことから考えるに、今回の新型コロナウイルスによる肺炎に関して世間は明らかに騒ぎすぎで、もっと言えばこの問題で騒いでいる間に別の疾病を発病し亡くなった人のほうが遥かに多いはずです。
批判を覚悟で極端なことを言えば、新型コロナウイルスで1億人の人が亡くなっても、まだ76億15000万人は生きているのです。

感染症については気を付けるに越したことはありませんが、度を越した対策はマイナスの効果が高くなります。
現在はイベントの中止や学校の休校、会社の有給対応などによって経済活動が鈍化し、事実として世界中の株価は先週1週間でおよそ10%ほど下がっています。
これは世界的な経済危機を招いたリーマンショック級の下落速度です。
リーマンショックの際は職を失うなどして多くの人が亡くなったそうですが、もし同じようなことが起きれば新型コロナウイルスで亡くなる人以上の死者数になってしまう可能性も考えられます。
実際にそんなことが起きれば、本末転倒なことこの上ありません。

以上、統計学的に今回の新型コロナウイルスはパニックを起こすほど危険な感染症ではないので、冷静に対処したほうがいいかと思います。

【追記】
新型コロナウイルスによる死者数が1万人を超え、その数は更に増える見込みなため、既に上記したような状況ではなく新型コロナウイルスはかなり危険はウイルスだった模様です。
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