ウクライナの圧倒的劣勢にみる21世紀の戦争

国際
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ロシアとウクライナの全面戦争が起こったことについて、多くの人が“21世紀の時代に戦争なんてあり得ない”と口を揃えて言っています。
本当のその通りだと思いますが、この言葉には1つの落とし穴があると思います。

20世紀は戦争の世紀と呼ばれるほど大きな戦争が多発しました。
特に20世紀前半には世界規模の戦争(世界大戦)が2度も起き、世界は大混乱に陥ります。
その後も朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などいった複数の国が戦闘に参加する大規模な戦争が起こっています。
しかし20世紀が終わりに近づくに連れ、こういった大規模な戦争はなくなっていきました。
これは当然良いことですが、その代わりに現在の人類は良くも悪くも戦争に不慣れになっています。

現在、ロシア軍の侵攻によりウクライナの首都キエフが陥落間近だと言われています。
2日前に侵攻が始まったばかりなのに、もう首都が陥落間近というのは信じがたい事実です。
昨年のアフガニスタンでも、アメリカ軍が撤退した後に1日足らずでイスラム原理主義のタリバンによって国が支配されてしまいました。
いずれも攻め入った側が短期間で一方的に勝利を収めているのですが、なぜこんなことが起こるのでしょうか?

それは、攻められている側の国民が抵抗をするよりも逃げることを選んでいるに他ありません。(戦争準備段階の話も含め)

現在の戦争に慣れていない人類は、戦争に対する恐怖に耐えられなくなっているのでしょう。
その気持はわかりますが、こんなことがまかり通ったら世界は侵略者のやりたい放題になってしまいます。

ロシアはウクライナに飽き足らず、旧ソ連圏の他の地域も支配下に入れようとするはずです。
中国は南シナ海へ今以上に魔の手を伸ばすことでしょうし、台湾に対して攻撃を仕掛けるかもしれません。

こんなことになれば、21世紀は“戦争の世紀”に逆戻りです。

今、人類は大きな岐路に立っています。
国際社会はウクライナを見捨てるのではなく、現状に対し何ができるのかもう1度考えなおすべきかと思います。

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