アメリカの暴動と今後の国際社会

国際
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現在、アメリカで大規模な暴動が起きています。
原因は、白人警察官が黒人に対して過剰な取り押さえ行為を行い死亡させたためです。
アメリカでは、白人警察官による黒人への度を超えた取り押さえの問題が今世紀に入ってからだけで何度も起きており、その度に大きな騒ぎとなっています。
現在アメリカは中国と激しく対立していますが、このような人種差別的な問題を繰り返していては、中国のチベット問題やウイグル問題も批判できず、アメリカを支持できないという国も増えていくことでしょう。
日本はアメリカの同盟国ですが、このようなことを繰り返す起こすようでは盲目的にアメリカを支持することはできません。

そして最大の問題は、アメリカでの新型コロナウイルスが全く収まっていない状況で、このような事態が起きているということです。
暴動は人が多数集まり一大クラスターになりかねないため、アメリカの新型コロナウイルスは当分収まることはないと思われます。
そのことによる経済的なダメージはアメリカ市民をさらに苦しめ、それが暴動を助長する火種になってしまうかもしれません。
こんな状態でアメリカが中国との本格的な貿易戦争を始めれば、国際社会の混乱は必至です。

アメリカでは、ここ1、2か月の間に新型コロナウイルスの大流行、中国との対立、そして今回の暴走と3つの問題が一気に噴出したわけですが、さすがに剛腕のトランプ大統領でもこれら問題を解決することは難しく、アメリカの先行きは不透明な状態に陥るものと思われます。
アメリカの混乱は国際社会での中国の台頭を助長し、米中間での力関係は均衡していきます。
その結果、アメリカと中国は今まで以上に激しい対立を見せることでしょう。

このように現在起こっているアメリカの問題は、今後の国際社会にとっても大きなターニングポイントになってしまうかもしれません。

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