安倍晋三内閣総理大臣の辞意表明について

政治
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昨日、安倍晋三内閣総理大臣が辞意を表明しました。
このことについての街の声は、以下のニュース記事でまとめられています。

首相辞任表明 「コロナ対策どうなる…」 都民の反応さまざま
 安倍晋三首相が辞意を表明した28日、都内を行き交う人からは驚きとともに「体調だから仕方ない」との気遣いがみられた。一方で、同日も226人の新規感染者がでるな…

記事の中では、労をねぎらう声や一定の政治的評価をしている声が多い一方、新型コロナウイルスの対応については批判的意見が多いように感じます。
ここで重要なことは、この記事を書いたのが産経新聞であるという事実です。
産経新聞は親安倍メディアと揶揄されるほど安倍首相の考えに沿った記事を書く新聞なのですが、そんな親安倍メディアですらコロナ対策については安倍首相に良い評価を下せないということなのでしょう。

安倍首相の内閣総理大臣在任期間は歴代最長となっていますが、これだけ長い期間国のトップを務めると、長期政権によるメリットとデメリットが強く現れます。
特に2017年に森友学園の問題が発覚して以降は、デメリットのほうが大きくなったように感じます。
森友学園の問題以降、加計学園、桜を見る会、黒川弘務検事長との癒着などといった新たな疑惑が次々と発覚し、コロナ対策については失敗続きでした。
さらにここ最近は自民党からの逮捕者も相次いでいます。
特に司法を管轄する法務大臣を務めた河井克行議員が逮捕されたことは衝撃的な事実で、新型コロナウイルスの影響であまり報じられていないですが、このことは総理を辞さなければならないほどの国家的大問題だったはずです。

こういったデメリットがあったあった一方、外交面では長期政権によるメリットが大きかったと思います。
小泉純一郎元首相以降、日本の内閣総理大臣は毎年変わっていて、海外の人からは国のトップなのにも関わらずが顔も覚えられず、外交上な重要な話をまともすることすらできない状況でしたが、歴代最長在位を記録した安倍首相は日本の顔として海外の人に広く認識され、このことは辞意表明に関する海外メディアでの扱われ方を見ても明らかです。
しかしロシアとの領土問題、北朝鮮の拉致問題などといった、安倍首相が熱心に取り組んでいた外交問題で成果は挙げられませんでした。
ただその点を考慮しても、小泉元首相以降の総理大臣に比べれば遥かに評価できると思います。

なにはともあれ、安倍首相には『お疲れ様でした』と労をねぎらう言葉をかけたいと思います。

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