新型コロナウイルスの流行で何かと話題になっているウイルスだが、そもそもウイルスとは何なのだろうか?
一説にはウイルスは生物でないと言う。正確には生物の条件を満たしていないらしいのだ。
生物には細胞や細胞膜があるのだがウイルスにそれらはない。自己増殖もウイルスはできないらしい。中には生物が必ず持っているDNA(二重らせんの核酸)をもたない種もいる。現在流行っている新型コロナウイルスはRNA(単純ならせんの核酸)ウイルスだ。
このようにウイルスは生物学から考えてかなり異質な存在で、中には宇宙からやってきたと主張する学者もいるほどとなっている。いずれにせよウイルスという存在が何なのかはハッキリ分からないのである。
そもそも、ウイルスの目的は何なのだろうか?
例えば、狂犬病ウイルスに感染した生物は100%死に至る。感染したものが死んでしまえばそのウイルスも存在できなくなってしまうのだから、これでは何をやっているのかよく分からない。
こんな意味不明のものが、なぜ地球上に存在するのだろうと考える人も多いことだろう。しかしその考えは間違っているのかもしれない。
以下のサイトには、地球の海にいるウイルスを全部繋ぎ合わせると1000万年光年になると書かれている。
1000万光年とは、1秒で地球を7周半するほどの高速で動いて1000万年もかかる距離だ。
地球にそんな途方もないほどのウイルスがいるということは、ウイルスの世界に我々が住んでいると考えたほうが正しいのかもしれない。
西洋的な価値観には創造と破壊の神というものがあるが、ウイルスはこの内の破壊の神に該当するとでも言うのだろうか?
結局ウイルスが何なのかは分からないが、我々が考えるよりも地球にはウイルスが普通に存在していることだけは確かなようだ。
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