↓先に以下の記事をご覧ください。
中国武漢で発生したコロナウイルス由来の新型肺炎が、韓国で流行の兆しを見せている。このことについて、韓国は検査数が多いだけで実際は日本のほうが新型肺炎が流行していると主張する韓国人が多いそうだ。
確かにその主張には一理あるだろう。
検査数多ければ感染者の発覚率が上がるため自ずと感染者数は増えてしうのは当たり前で、現状、韓国は日本より韓国多くの検査を行っている。検査能力は国によりバラバラなので感染者数だけ危険度を図るのは適切ではないのかもしれない。
しかし新型ウイルスの流行度合いを測るには、もっとも分かりやすい指標があるのだ。
それは死者数である。
どの国も亡くなるような重篤な患者に対してはちゃんと検査するだろうから、感染者数より死者数のほうが国別の新型肺炎流行度は分かりやすい。イランなどは感染者に比べ明らかに死者数が多いのでウイルス検査が滞っているのだろう。
その新型肺炎の死者数において、中国を除いた死者数の多い上位国はこの記事を書いている段階(2020年2月26日時点)で
イラン:16人(感染者95人、人口8116万人)
韓国:12人(感染者1146人、人口5147万人)
イタリア:11人(感染者322人、人口6048万人)
となっている。
一方、日本は横浜の大さん橋に停泊しているダイヤモンドプリンセス号(船籍はイギリス、運営会社はアメリカ)を除けば、現状1人だけだ。この数は今後増える可能性はあるものの、現在1人であることは紛れもない事実である。
日本で新型のコロナウイルスの感染が発覚しておよそ1か月で死者は1人。これがパンデミックと呼べるだろうか?
同じ期間で測っても、もっと死者数を出している感染症はあるはずだ。にもかかわらず、なぜ今回の新型肺炎だけイベントの中止やマスクの買い占めなどという過度の反応をするのか?
日本人には、このような現実をしっかりと検証してもらいたい。
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