麻雀普及の障害① 複雑すぎるフリテン

麻雀の競技性
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今回から、5回に渡って麻雀普及の障害になっている麻雀に関する問題点について考えていきたいと思います。
その第1回目は、『フリテン』についてです。

では、ここで私が実際にネット麻雀で経験したフリテンの事例を解説します。
状況は、オーラスの西家で東がドラ、トップの親とは30000点差のラスという絶望的な状況です。
しかし、このオーラスで粘りに粘って終盤に以下の形の四暗刻をテンパりました。(数字は全て索子です)

55566677888東東

四暗刻のテンパイなので、ツモなら役満で悠々逆転のトップです。
7索でロンなら混一色・三暗刻・対々和・ドラ2、赤ドラ1の倍満(10翻)、東でロンならドラ3(赤ドラ含めてドラ5)の三倍満(11翻)になるのでトップからの直撃なら逆転ですが、脇からのロンではトップまでは届きません。
しかし裏ドラが乗れば数え役満でトップになる可能性もあるので、リーチを選択します。
そして、脇から7索が出たのですが・・・なぜか和了れませんでした。

その理由は、4索を切っていたためのフリテンだったのです。

確かに4索があれば、『456 567 567 888 東東』という形の跳満手(混一色・一盃口・ドラ2・赤ドラ)が出来ていました。

元々この手は、平和・一盃口狙いだったものが七対子で1度テンパイし、最終的に四暗刻になるという複雑な経緯で出来上がったもので、持ち時間を使い切っていたことに加え滅多に遭遇しない千載一遇の大逆転手で舞い上がっていたこともあり、フリテンのことまで頭が回らなかったのです。
結局、このオーラスは流局となってしまいました。
しかしこのフリテン、東を切っていてシャボ待ちの7索が和了れないのならまだしも、4索は待ちの形が全然違い完成する役(刻子系の役)も性質が異なるなど理不尽な部分も感じます。
初心者にとってこのフリテンが相当難しいことはもちろん、納得出来ない部分もあるかもしれません。
5と8両面待ちで5を切っていて8がフリテンになるぐらいの話なら初心者でも理解出来るでしょうが、複雑な多面待ちのフリテンは必要性に疑問を感じるパターンも正直あります。

特に複雑なフリテンになやすいのが清一色です。
初心者にとって清一色は1番分かりやすい高い手ですが、そんな手が出来上がってウキウキな気分で和了ろうと思ったらフリテンでチョンボになんてなった日には、麻雀をやめたくなってしまうのではないでしょうか?
このように、複雑で理不尽なフリテンは麻雀の普及にマイナスになっているような気がしてならないわけです。
フリテンは『切った牌では和了れない』というルールで十分な気がするのですが、そうするとリーチ麻雀の特徴である捨て牌を読むという特徴が薄れ競技性が下がる可能性もあるため、簡単に解決出来る問題ではないようです。

個人的には『フリテンの後付け』というルールを採用すればいいかと思っています。
麻雀で和了りパターンが複数ある場合は1番高い手で見なければならないというルール(高点法)があり、その1番高い手で見てフリテンにならなければロン和了りも可能にするというルールです。
今回の例で言えば、7索は三暗刻・対々和の手で順子としては見ないので、順子のフリテンは無視しフリテンになるのはシャボ待ちの東と7索だけという考えです。
余計複雑になってしまうという意見もあるかもしれませんが、理不尽さを感じる部分はだいぶ軽減されるかと思います。

一般層にまで麻雀が普及している中国圏の麻雀では、フリテンのルールは基本的に採用されていません。(台湾麻雀には簡単なフリテンのルールがある)
そのため、普及の面でフリテンがマイナスになっていることは間違いないと思うのですが、麻雀の競技性を考えた場合は、捨て牌を読むという麻雀の実力が発揮されやすい部分に大きく関わるフリテンのルールを廃止していいものではないでしょう。
以上のようにフリテンは難しい面があり簡単に解決策が見付かるわけではありませんが、先に説明した『フリテンの後付け』のような何らかの解決策(妥協案)を模索してみてもいいかと思います。

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