街中にある雀荘で日常的に行われている麻雀と、競技麻雀のルール的な違いは何でしょう?
以下に、わかり易い例を挙げます。
【赤ドラ】
競技麻雀にはほとんどない
雀荘の麻雀にほとんどある
【トビ終了】
競技麻雀にはほとんどない
雀荘の麻雀にほとんどある
【トップ賞(オカ)】
競技麻雀にはほとんどない
雀荘の麻雀にほとんどある
そしてもっとも大きな違いは、
競技麻雀はお金を賭けない
雀荘の麻雀はほとんどお金を賭ける
ということであり、その他のルールの違いも、紐解けばこの1点に集約されます。
競技麻雀になくフリー雀荘の麻雀にあるルールは、全てがギャンブル性を高めるためにあるルールと言って過言ではありません。
そして、ギャンブルとして行われる麻雀に法的に問題があることも、麻雀をやる人のほとんどが理解してます。
ネットやゲームでの麻雀を除き、実際に人と会って行われる麻雀の大半はギャンブルとして利用されているのが現状です。
そのため、世間からは麻雀=ギャンブルというイメージがとても強くなっており、競技麻雀団体(プロ団体)には企業のスポンサーが付きづらいという障害も発生しています。
現状の競技麻雀団体は、ほとんど雀荘の麻雀と同じルールで対戦をしていますが、これでは世間からはギャンブルの強い人を決める団体、ハッキリ言ってしまえばもっとも強い雀ゴロを決める団体と思われても仕方ないでしょう。
おそらく、麻雀全体に対するギャンブルのイメージは払拭できないと思われます。
しかし、競技麻雀からギャンブルのイメージを払拭することは可能かもしれません。
方法は、雀荘で行われている麻雀からギャンブル的な要素を含んだルールを大幅に減らし、競技麻雀のルールとして整備することです。
競技麻雀と雀荘で行われているギャンブル的な麻雀にルール的な乖離を出れば、世間から別の麻雀として認識され、更にそのイメージが定着すれば競技麻雀団体に対しての風当たりも良くなっていくのではないでしょうか。
この2つ麻雀の関係については、サッカーとフットサルのような関係が理想かもしれません。
サッカーが上手い人ならフットサルも上手いでしょうし、フットサルが上手い人ならサッカーも上手いでしょう。
しかし、フットサルの世界チャンピオンがサッカーの世界チャンピオンにはなれません。
このような似てるけど違う競技というイメージが雀荘の麻雀と競技麻雀にもついていけば、競技麻雀界の将来は明るいものへと変わっていくのではないかと考えます。
そしてフットサルを楽しんでいるほとんどの人が、サッカーファンであることも大事なポイントかもしれません。
街中で行われている麻雀と競技麻雀は、似て非なるものというイメージを作ることこそ、現在の競技麻雀界(プロ麻雀団体)が行うべき優先課題だと私は思います。
ということで、当ブログでは麻雀というゲームから運要素をできるだけ減らし、競技性をどこまで高められるかについてを考えていきます。
- Mリーガーになる方法(女性編)
- 海外の麻雀状況
- 麻雀に必要がないと感じるルールとは?
- 途中流局は必要なのか?
- 成都麻雀を考える② 和了り抜け方式
- 成都麻雀を考える① 字牌のない麻雀
- デュプリケート方式の紹介と問題点
- ゲーム理論の分類から麻雀の運要素を考える
- 麻雀とジャンケンはどちらが運要素が高いのか?
- ゲーム内容の複雑性と運要素
- 赤ドラがあると運要素は高くなるのか?
- 一発裏ドラなしは運要素が低いのか?
- 麻雀は強くなればなるほどつまらなくなる?
- ネット麻雀から考える麻雀の運要素
- 昨今の麻雀ブームはMリーグの影響なのか?雀魂の影響なのか?
- Mリーグに感じる大きな疑問点
- 麻雀のプロ組織を考える④ Mリーグが出来たことを受けて
- 麻雀のプロ組織を考える③ プロ採用リーグの実施
- 麻雀のプロ組織を考える② 理想的なリーグ戦構想
- 麻雀のプロ組織を考える① タイトル制度の変更
ブログランキング ↑ ↑ ↑ 更新励みになりますので、毎日の応援よろしくお願いします。 | 加点式リーチ麻雀 加点式リーチ麻雀のルール 加点式麻雀の基本ルール 基本はありありルールのリーチ麻雀 点数は加点だけを考慮し点棒のやり取りは行わない ※説明1 親と子の概念はない ※説明1、説明2 点数は1翻1000点とする ※説明3 ダブロン・トリプルロンで和了る... 運要素の改善を含め競技性のある麻雀ルールを考えました! |
コメント