緑一色の問題点を考える

麻雀の競技性
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今回は、緑一色という1つの役について考えます。
緑一色は個人的に好きな役ではあるのですが、麻雀を覚えた当時から違和感のある役でもありました。
その違和感は索子だけに適用されているということです。
もちろん索子の2、3、4、6、8と発という緑色の牌だけで作るから緑一色なわけですが、萬子や筒子で全く同形になったときと難易度は同じわけで、どうしても違和感を覚えてしまいます。

牌の価値に差があることは運の観点から好ましくないということは以前に記事にしました。
緑一色は滅多に出ないのでほとんど影響はないのですが、索子にだけ役満の手が存在していることは運の観点からみれば決して好ましいことではありません。
もし混一色と清一色が索子だけに適用される役だったら、索子の価値が相当高まってしまい、索子が手に多く入った人が有利となります。
索子が手に多く入ることは運でしかなく、索子に関連した役が1つ多いことは運要素を高める要因に繋がるため、当ブログが運要素を考えるというコンセプトである以上、緑一色は放置出来ない問題なのです。

そこで、緑一色問題の解決策を考えてみます。
まず最初に考えた解決策は、索子に関連した役満があるのだから筒子と萬子にも関連した役満を1つずつ作ればいいという案でした。
最も有名なローカル役(役満)と言われる大車輪は筒子だけに適用しているので、これを正式に採用します。
萬子はどうするかというと、九蓮宝燈を萬子だけに適用させるのです。
この案なら、変更点がほとんどないため多くの麻雀打ちも違和感なく受け入れられると思います。

しかし萬子のイメージがある九蓮宝燈は、本などで紹介する際に分かりやすいという理由で萬子が使われているだけで、麻雀の歴史的には筒子にも索子にも九蓮宝燈は適用されるものです。
それに大車輪を認めて九蓮宝燈を萬子だけにしても、発と中と白の価値に差が出ている問題は残ってしまいます。
だったら『萬子と中を合わせた役』と『筒子と白を合わせた役』を考えればよく、それはそれで面白いのかもしれませんが、そんな役が簡単に浸透するとも思えません。
逆に、索子は一通が適用されないみたいな索子の価値を下げる案も考えられますが、緑一色の出現率の低さを踏まえると却って索子の価値が低くなりすぎてしまいます。

緑一色の問題に対する解決策はいろいろ思い浮かぶのですが、結論から言うと緑一色は廃止することが1番運要素の是正に繋がるかと思います。
ちなみに、街が緑色で染まるクリスマスに記事を投稿したことはただの偶然です。(^_^;)

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コメント

  1. 一発勝負オーナー より:

    それよりも緑一色の特殊性から、変な役がどんどん増える可能性があることのほうが問題だと思います。
    人和や三連刻(≒一色三順)や大車輪のように、ローカル役として消えてもらいたい。

    ちなみに僕が昔行ってた大学の近く雀荘では、1以外の索子は全て緑一色の牌を使ってました。

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