日本がカタールW杯の予選リーグを突破する可能性について

スポーツ・競技
この記事は約4分で読めます。
<スポンサーリンク>

FIFAワールドカップカタール2022の開幕が迫っています。
当然、日本も今大会に出場するのですが、予選リーグで強豪のスペイン・ドイツと同じ組(グループE)になってしまい、決勝トーナメント進出が厳しい状況なっていることは周知の事実です。
しかし日本のメディアなどでグループEの予選突破国を予想する場合、どうしても日本を決勝トーナメントに進出させたいとの判断からか日本とスペインorドイツを予選突破国とすることが多く、海外のサッカーファンからは非現実的だとの意見も多く寄せられています。(韓国系の海外の反応サイトで、よくこの意見を目にする)
しかし、自分は日本が決勝トーナメントに進出する可能性が結構あるのではないかと考えています。

ドイツと言えばブラジルに次ぐ4回のワールドカップ優勝を誇る強豪なため、日本が勝つことはもちろん引き分けに持ち込むことすら厳しいと考える人が多くいることでしょう。(4回の優勝回数はイタリアとタイの2位)、
しかし、以下で示す最新のFIFAランキングを御覧ください。

1位:ブラジル
2位:ベルギー
3位:アルゼンチン
4位:フランス
5位:イングランド
6位:イタリア
7位:スペイン
8位:オランダ
9位:ポルトガル
10位:デンマーク
11位:ドイツ

24位:日本

代表チームの強さは時代により流動的な部分が当然あるわけですが、現在のドイツ代表はFIFAランキングでトップ10にすら入っておらず、過去の実績に比べるとそこまで強くないのです。(もちろん日本代表よりは強いだろうが)
今の日本代表なら、たとえ相手がドイツであっても引き分けに持ち込むぐらいのチャンスは十分あるはずです。
特に日本代表選手はドイツのプロサッカーチーム(ブンデスリーガ)に所属あるいは所属経験のある人が多いので、昔と違ってドイツのサッカーに対して萎縮することもほとんどないと思われます。

仮に、日本が初戦のドイツと引き分け、第2戦のコスタリカに勝って1勝1分けになったとします。
その際に、最終戦の相手であるスペインがFIFAランキング通りの実力を示してドイツとコスタリカに勝っていれば、最終戦前で以下のような成績となるわけです。

スペイン:2勝
日本:1勝1分け
ドイツ:1敗1分け
コスタリカ:2敗

この状況になると、スペインは最終戦で引き分けても1位、負けても2位での予選リーグ通過が確定しています。
強豪のスペインは決勝トーナメントこそが本番と考えているでしょうから、通過が決まった予選リーグの最終戦は有力選手を温存するなど、そこまで本気で戦わない可能性が出てきます。
一方、日本は最終戦に勝てば1位通過ですが、負ければ予選敗退の可能性もあるため無理な攻めは出来ません。
日本にとって予選リーグは通過さえ出来れば1位だろうが2位だろうが万々歳という考えと思わえ、引き分けなら2位通過確定します。
以上のように、最終戦で日本とスペイン両者の思惑が重なって引き分けになる可能性が十分考えられるわけです。
そうなると、ドイツがコスタリカに勝ったとしても予選リーグの最終結果は

スペイン:2勝1分け
日本:1勝2分け
ドイツ:1勝1敗1分け
コスタリカ:3敗

となり、日本の決勝トーナメント進出が決まります。
これは、現実的にもあり得る想定なのではないでしょうか?
日本が最初のドイツ戦に引き分ける(もちろん勝つに越したことはないが)ことさえ出来れば、この流れになる可能性は結構高いと思います。

日本がドイツとスペインに対し1勝1敗や2分け以上の成績を残すことには非現実的な部分があり、決勝トーナメントに進出する可能性が低いと考える人が多いのでしょうが、初戦のドイツ戦だけ引き分ければいいと考えれば、そこまで不可能な話ではありません。
ワールドカップのグループリーグ予選には様々な条件や思惑が重なるので、単純な実力以外の結果を招くことがあり、グループEについては試合順などの条件により、日本にとって思わぬ幸運を導きやすい状況があるように思います。
いずれにせよ、日本は初戦のドイツ戦で引き分け以上の結果を残すことが大切です。
逆に言うと、日本は初戦に負けた時点でグループリーグ予選敗退の可能性が高くなります。

なにはともあれ、あと2週間ほどに迫ったFIFAワールドカップカタール2022が楽しみです。(^o^)

<スポンサーリンク>
ブログランキング

↑ ↑ ↑
更新励みになりますので、毎日の応援よろしくお願いします。

コメント

Translate »