家の中で靴を脱ぐのは日本だけの文化ではありません!

国際的問題
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海外の反応サイトで、家の中で靴を脱ぐ(またはスリッパなどに履き替える)かどうかということが話題になっていました。
この問題については、日本人に対して多少の意見を申し上げたいと思います。

以前、日本人がヨーロッパに訪問するというテレビ番組を観ていたら、家の中で外靴を脱ぐことにビックリして『ジャパニーズスタイル?』と訊ねていました。
このように日本人は、日本以外のほとんどの国で家の中で靴を脱がない風習をもっていると考えている人が多いようです。
しかし、実際は全然違います。

世界で見れば、家の中で靴を脱ぐ国と脱がない国は、おおよそ半々程度となっているのです。

靴を脱ぐ国は、

アジアのほとんど
北アフリカ(イスラム圏)
北部ヨーロッパ、東部ヨーロッパ
ロシア
カナダ

などの国々で、靴を脱がない国は、

カナダを除く南北アメリカ大陸
サハラ以南のアフリカ
南ヨーロッパ
オセアニア
モンゴル

となっています。
※家の中で靴を脱ぐ国の中には、スリッパなどの室内用の履物に履き替える国も含みます。

基本的にアジアとアフリカを含むイスラム圏のほとんど国では家の中で外靴を脱ぎます。
西洋人は総じて家の中で靴を脱がないと思っている日本人が多いでしょうが、北部や東部のヨーロッパ、ロシア、カナダなどの国では家の中に入る際に外靴を脱いでいるのです。
西洋で靴を脱ぐ国は基本的に寒い地域であり、冬に雪が降ることで靴がとても汚れるため外靴のまま家の中に入るのは現実的ではなく、家の中で靴を脱ぐ文化が定着したものと思われます。
ヨーロッパにおいて家の中で靴を履いたままの風習をもつ国は、南ヨーロッパなど(フランス、イタリア、スペインなど)の地中海に近い暖かい気候に属する一部地域だけで、実際にヨーロッパのほとんど国では家の中で靴を脱いで生活をしているわけです。(イギリスは南ヨーロッパでないが靴を履いたままの文化)

アジアでは、中央アジアやコーカサス地方の一部とモンゴルや中国の一部地域を除いて、家の中では外靴を脱ぎます。
モンゴルなどは元々遊牧民の風習をもっているので、家の中で靴を脱ぐ文化があまり馴染まなかったのかもしれません。
アメリカ大陸やオーストラリア、アフリカなどは、支配したり植民地化した国が家で靴を履いたままの文化だったため、靴を脱ぐ習慣が根付かなかったものと思われます。

もちろん、全ての国が一律に家の中で靴を脱ぐか脱がないか決まっているわけではありません。
日本ですら家の中で靴を脱がずに生活している人は探せばいるものと思われます。
ただその点を踏まえても、この習慣が日本特有の文化でないことは確実です。

日本は外靴を脱ぐ玄関と家の中がしっかりと分かれており、また室内で素足(靴下のみ)になるなど、家の中で靴を脱ぐ習慣をもつ代表国ではあります。
しかし、その文化は日本特有のものでは決してないので、海外に行く日本人の方々にはこの点をよく覚えておいてほしいと思います。

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