なぜ韓国の辛ラーメンは災害などの買いだめパニック時でも売れ残るのか?

食文化
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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都内に週末の外出自粛要請が出されました。
その結果、買いだめ起こり、スーパーなどからあらゆる商品が姿を消したのですが、こんな状況の中で売れ残った商品があります。
それが、韓国の食品会社が販売する『辛ラーメン』という唐辛子たっぷりの激辛ラーメンです。

この辛ラーメンは、東日本大震災の際に起こった買いだめのときも売れ残って話題となっていました。
今回話題にする辛ラーメンの売れ残り問題というだいぶピンポイントな話なのですが、この話は韓国系の海外の反応サイトでは結構な頻度で話題になっているのです。
現在の日韓関係は歴史上最高レベルに悪く、日本でも嫌韓が進んでいることから韓国の食品をを敬遠して辛ラーメンを買わないと考えている韓国人も多いようですが、おそらくそんな理由で辛ラーメンは売れ残っているのではありません。
更に言えば、美味いとかマズイとかいう味の問題でもないと思われます。

買いだめが起こるということは国が危機的状況に晒されているわけで、当然、国民はそんなときに心を落ち着かせたいわけです。
その際に食べる食品として、辛ラーメンは全く適していません。
理由は言うまでもなく“辛すぎる”のです。
震災時など日本人は、辛い食べ物を食べたいという気持ちにならない傾向が極めて強く、もっと刺激の少ない優しい味の食品を求めるのが日本人の心情だと思われます。
更に、辛い食品には水が不可欠ですが、東日本大震災の際は多くの地域で水道が止まり水不足にも陥っていたという現実的な問題も重なりました。

辛ラーメンが売れ残っているということは、普段からそれなりの数を売っている(店に置いている)ということであり、日本人も平常時はある程度食べていると思われ、辛ラーメンを過度に毛嫌いしているということはないでしょう。
買いだめ時に起こる辛ラーメンの売れ残り問題は、日本人の味覚や食文化に起因して起こる現象であり、これを政治的な問題などに結び付けるのは無理があると言わざるを得ません。

以上、辛ラーメンの売れ残り問題というピンポイントな話題について考えていました。

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