新型コロナウイルスの影響で延期となっていますが、本来なら今は入学式や始業式の時期です。
入学式の思い出といえば、学校教育が始まる小学校への入学が1番の思い出になるかと思います。
この小学校への入学について、海外の反応サイトで話題になっていたことがありました。
何の話題かというと日本の小学生が使うランドセルについてで、このランドセルの値段が高いというのです。
そこで現在のランドセルの値段を調べてみると、5000円程度安価なものから数十万円もするようなブランド品まで大きな幅があることが分かりました。
ただ以下のサイトによると、実際に買われるランドセルは、2万円から8万円までで94.5%、3万円から7万円までで76.2%、4万円から6万円までで42.2%を占めるなど、値段の幅はある程度限定されているようです。

以上のデータを踏まえると、確かに6歳の子供に与えるカバンとしてランドセルは高すぎるかもしれません。
しかし日本人の中には、ランドセルが高いと考えていない人も多いかと思います。
なぜなら、ランドセルは小学生の6年間という長い期間に渡って使い続けるからです。
小学生という遊び盛りの時期に1年の半分以上背負い続けるランドセルは、相当丈夫でなくてはならず、作りがしっかりしているため高くなるのは当然です。
使用期間を考えれば、たとえ値段が高くともランドセル十分もとが取れると思われます。
そもそも何で6年間も同じカバン(ランドセル)を使わないといけないのか?
必要に応じて買い替えたほうが効率的ではないか?
などと海外の人は思うでしょうし、確かにその通りかもしれません。
しかし一方で、6年間同じランドセルを使うということは、1つのものを大切にするという価値観が小さい頃から育まれるということです。
そしてこういった価値観が、日本人特有の物を大切にする文化などにも繋がっていると考えられます。
入学式の際に背中で大きく見えたランドセルが次第に小さくなっていく様は、日本人が描く子供の成長そのものです。
そんな姿を見れる日に、1日も早く戻ってほしいと願うばかりです。
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コメント
ランドセルってめちゃくちゃ丈夫だよなぁ。6年間どころか兄弟で12年間使っても壊れなかったもん。・・・あんなに乱暴に使ってたのにランドセル職人恐るべし。
貧困状態の家庭にはたとえ6万円の出費でも痛いと思います。
ランドセルでないといけないという決まりは無いのだから自由にすべきですし同調圧力で買わされるのも酷いと思います。
もしそれでもランドセルに教育的意義があり買い与えるべきというなら、補助金を出して欲しいです。兎に角日本での教育はお金がかかりすぎで大変な負担です。
これなら結婚しても子供は持たないという選択をする人がいて当然と思います。