韓国のお菓子のパクリ問題と韓国人の日本に対する不当な主張について

国際的問題
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韓国系の海外の反応サイトで韓国のお菓子が日本のお菓子のパクリだと指摘され、記事の中では森永製菓の『おっとと』、カルビーの『かっぱえびせん』、ハウス食品の『とんがりコーン』の3種と、コメント内で江崎グリコの『ポッキー』が具体例として挙げられていました。
実際に韓国では、上記した4種以外にも日本メーカーのお菓子にそっくりなお菓子が多数販売されています。

この問題について、韓国人の多くが『日本もかつてはアメリカメーカーのお菓子をパクっていた』という主張をしていました。
調べてみると、とんがりコーンはアメリカのゼネラルミルズという会社の『BUGLES』というお菓子とそっくりで、発売開始時期もBUGLESのほうが先行しているのですが、しかしこれはハウス食品(とんがりコーンの販売会社)がゼネラルミルズと業務提携した結果でパクリのたぐいではないようです。
日本のお菓子でアメリカ企業からパクったと指摘されても仕方がないと思うのは、明治製菓が販売している『マーブルチョコレート』で、これはアメリカのマースが販売する『M&M’S』のパクリと言われても仕方がないほど似ています。

お菓子という枠を外せば、不二家の『ペコちゃん』はアメリカで販売されていたオレンジジュースのキャラクター『メリーちゃん』、世界的に有名な日本の怪獣映画『ゴジラ』はアメリカのB級映画『原子怪獣現わる』、任天堂のマリオ関連作品の第1作で敵役となっている『ドンキーコング』は世界的に有名なアメリカ映画『キングコング』と、それぞれ元ネタとなるものが存在しています。
工業品であるカメラや車・バイク、その他の家電製品などに至っては、デザインや構造が似ている商品は山のようにあることでしょう。

ドンキーコングは著作権についての裁判がアメリカで行われ、キングコングの版権が切れていたため任天堂が全面的に勝利している。

しかし今回の件における問題の本質は、日本がかつてアメリカなどの他の国からパクリをしていたという話ではありません。
問題の本質は、韓国のお菓子が日本のお菓子をパクっていたという話をしているのに、日本も(韓国以外の)他の国からパクっていたという話でことが収まってしまう点にあるのです。
もし、『ゴジラ』が『原子怪獣現わる』のパクリだとアメリカ人から指摘され、『ライオンキング』だって『ジャングル大帝』のパクリだと日本人が反論するのなら、まだ話は分かります。
アメリカの怪獣映画を日本がパクリ、日本のアニメ作品をアメリカがパクるということは日本とアメリカにおける2国間の問題です。

しかし韓国人は、韓国が日本のお菓子をパクることの理由に、日本がかつてはアメリカを中心とした西洋各国から様々なものをパクっていたと、関係のない国を持ち出して自分たちの行為を正当化しているのです。(そもそも日本のお菓子がアメリカのお菓子をパクりまくっているような事実はないが)
もし、韓国人がアメリカ人を殴ったことを理由に、日本人は韓国人を殴っても良いと主張する人がいたらどう思うでしょうか?
普通に考えて、そんなことを言っている人は頭がおかしいとしか判断されません。
にも関わらず、韓国ではこういった主張がまかり通ってしまうのです。

これは韓国人の日本に対する主張が正当でないことの現れであり、日韓関係における様々な問題において、日本人が韓国側の主張を不当に感じる原因にもなっています。(自衛隊の哨戒機に対するレーダー照射問題などに顕著に現れている)
近年の日韓関係がこじれている原因も、こういった問題によるところが大きく、韓国人の日本に対するめちゃくちゃな主張については自制を促したい限りです。

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